注目の美容成分　抗酸化効果のある「フトモモ葉エキス」

ローズアップルはフトモモ科の熱帯果樹で、和名はフトモモ、中国名を蒲桃（pútáo）といいます。

 

和名のフトモモは中国名のpútáoから転じたものといわれる。

マレーシア原産と考えられるが、熱帯各地に広く植栽されています。

 

高さ10ｍにも達する常緑性の高木で、３～５cmの果実を付けます。

果実は乳黄色から桃白色で卵型をしており、バラに似た芳香があります。

 

リンゴに似た肉質で果汁は少なく、

生食されるが、味は淡白で甘みも少ない。

果実ゼリーや酒の香り付けに利用されます。

 

 

化粧品用途にはフトモモ（Syzygium jambos (L.) Alston）の葉から1,3-BGで抽出して得られるエキスが用いられます。

 

紫外線照射による細胞損傷防止効果、過酸化水素による細胞損傷防止効果、ＤＮＡ損傷（断片化）抑制効果等の抗酸化効果がります。

 

また、ヒアルロニダーゼ活性阻害効果、コラーゲン産生促進効果もあります。

 

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

前田 憲寿　先生

医学博士

東京工科大学 応用生物学部 応用生物学科

一般社団法人日本スキンケア協会 顧問

特許庁 機能性皮膚化粧料調査委員会 委員長

九州大学大学院薬学研究科、東北大学大学院医学研究科を経て、資生堂ライフサイエンス研究センター皮膚科学研究所にて主任研究員を務める。2007年に東京工科大学バイオニクス学部教授、バイオ・情報メディア研究科教授に就任。2008年より、同大学応用生物学部、バイオ・情報メディア研究科教授に就任。専門分野は、香粧品科学、皮膚科学、分子細胞生物学、生化学、薬理学など。テレビなどのメディア出演も多数。

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