2024年4月23日2024年4月23日エステ王子チャンネル

お客様にファンになってもらうための3つの心理

美容業界において、エステティシャンとして成功を収めるためには、単に施術を提供するだけでは不十分です。

 

長期的なファンを作っていくことがポイントになります。

 

お客様にファンになっていただくには、心理的なアプローチが極めて重要となります。

 

そこで今回は『3つの行動心理』についてご紹介します。

 

 

なぜ『知らない人には冷たい』のか

サービス業において、お客様との心理的距離を縮めることは、長期的な関係を築く上で非常に重要です。

 

人は自然と、自分に馴染みのない人や場所に対して警戒心を持ちがちです。

 

この心理現象を理解し、適切に対応することで、お客様との信頼関係を築くことができます。

 

冷たい対応の心理

「知らない人には冷たい」という心理的現象は、日常生活の中で頻繁におこります。

 

例えば、馴染みのないお店で購入した商品に問題が発生した場合、顧客は、自分の権利を強く主張する傾向があります。

 

反対に、よく知るお店では、少しの問題でさえクレームを言うのをためらうことが多いです。

 

これは、既知の環境や人物に対しては甘えが生じ、クレームを申し立てにくくなる心理が働くからです。

 

 

顧客との関係構築

お客様との心理的な距離を縮めることは、信頼と忠誠心を築く上で極めて重要です。

 

コミュニケーションなどの対話を通じて親密さを増すことが、この距離を縮める効果的な手段です。

 

親しみやすいコミュニケーションを行うことで、お客様はより開放的になり、スタッフとの間にポジティブな関係を築くことができます。

 

 

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単純接触効果の活用

エステティシャンとしてお客様との良好な関係を築くことは、サービス業における上で成功の鍵です。

 

心理学において「単純接触効果」として知られる現象は、このプロセスにおいて重要な役割を果たします。

 

これは、人が他人との接触頻度が高まるにつれ、その人に対して肯定的な感情を抱きやすくなるという理論です。

 

頻繁な接触が生む好意

お客様と会う回数が多いほど、スタッフに対しての好意が生まれやすくなります。

 

例えば、年に1回しか会わないお客様よりも、毎月会っているお客様とはより深い関係が築かれます。

 

 

初期段階での接触頻度の増加

特に新しいお客様に対しては、初回の訪問後、最初の1ヶ月間に頻繁に来店してもらうことが推奨されます。

 

この期間における密な接触は、お客様がサロンに対して持つ好意を増大させ、キャンセル率の低下施術効果の向上につながります。

 

これはお客様がサロンとの関係を重視し、継続的にサービスを利用する動機づけにもなります。

 

 

単純接触効果を活用した戦略

お客様との頻繁な接触はただの数値上の目標ではなく、エステティシャンとお客様との間の信頼関係を築く基盤となります。

 

このアプローチを取り入れることで、エステサロンは単なる美容施設からお客様にとって欠かせない存在へと変貌を遂げることができるでしょう。

 

 

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エステティシャンと顧客間の親近感の構築

プロフェッショナルな環境において、スタッフはしばしばその権威や専門知識によって、お客様から遠ざけがちです。

 

しかし、人間的なつながりを形成することは、お客様との長期的な関係を築く上で非常に重要です。

 

これは、エステサロンのエステティシャンや医師にも同様に適用される原則です。

 

個人的な興味の共有

たとえば、権威のあるお医者さんが自身のプライベートな興味、例えば子供や犬が好きであることを明かす時、患者は医師に対して親近感を抱きやすくなります。

 

同じように、エステティシャンがお客様との会話で個人的な情報を共有することも、お客様との距離を縮める効果的な手段となります。

 

 

親しみやすさの創出

エステティシャンが日常生活や個人的な考え方をお客様と共有することで、専門家としての威厳の中にも親しみやすさを加えることができます。

 

これにより、お客様はよりオープンになり、サービス提供者に対して信頼感を抱きやすくなります。

 

これは、お客様がサービス提供者を「近づきやすい存在」として感じることを促します。

 

 

プライベート情報の適切な共有

エステティシャンにとって、どのタイミングでどの程度の個人的な情報を共有するかは、センシティブな判断が求められるポイントです。

 

お客様との関係において信頼を構築するためには、適切な情報共有が重要であり、それが接客技術の一部として組み込まれるべきです。

 

お客様との深い人間関係を築くことは、ただのビジネス取引を超えた価値を創出します。

 

エステサロンや他のサービス業において、これらの戦略を採用することで、顧客満足度を高めると同時に、お客様の忠誠心も確実に向上するでしょう。

 

 

 

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この記事を書いた人

日本一のエステティシャンエステ王子 width=

小野 浩二 先生(エステ王子)

*エステティックコンテスト全国大会1位

*ビューティ&ウェルネス専門職大学 准教授

*日本スキンケア協会 代表理事

*日本エステティック業協会(AEA)認定講師

大手エステティックサロンにて、技術、売上げ、カウンセリング入会率No.1になった経験を持ち本店店長を歴任。わずか2年でエリアマネージャーとなる。その後、大学院に進学しダイエットや生活習慣病などの研究を行い、修士号を取得。2008年日本エステティック協会創立35周年記念エステティックコンテスト全国大会で「優勝」。フェイシャル、ボディのテクニックが評価され日本一のエステティシャンとなり、メディア等で「エステ王子」として話題となる。現在はサロンでの現場経験を活かし、人材教育に力を入れる。また、医師、大学教授、厚生労働省研究班とともに研究事業にも積極的に取り組んでおり「正しいスキンケア」や「正しいエステ」の普及を行っている。テレビ出演多数。著書・DVDは26冊出版。

 

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