ビタミンCのあれこれ⑧

カテゴリー:皮膚科医に学ぶ正しいスキンケア

2022年11月7日


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ビタミンCが細胞、各組織内ではどのように振舞うかについて、前回は肝臓についてお話しました。

今回は、分布量が多い『脳』です。

 

ビタミンCの体内分布量において、ベスト3に入る臓器は『脳』です。

脳は大脳、小脳から脳幹までの相互作用によって、全身を支配する大切な組織です。

 

脳組織の情報伝達に神経伝達物質は欠かせない存在で、その生合成にビタミンCが大きく関わっています。

ビタミンCが豊富になければ、情報伝達もままならず、

脳疾患だけでなく、普段意識できる活動力や集中力の低下にもつながります。

 

 

 

 

また、常日頃、指令を出し続けているため、

エネルギー(ブドウ糖)代謝はもちろん、『酸化』にも備えなければなりません。

脳組織も細胞の集まりである以上、代謝を行い、活性酸素産生は避けられません。

 

つまり酸化の危機に常日頃さらされています。

 

酸化の影響が強くなると細胞もろとも多大なる影響がでてしまうので、脳組織も『抗酸化』によって、それを防ぎます。

 

また、脳には、血管が豊富にあります。

血管でももれなく活性酸素は産生され、

一般的に生活習慣病のリスクを上げる要素としてよく知られています。

 

 

 

 

 

つまり、酸化の影響で血管ダメージが大きくなると、

それこと脳血管障害による、脳梗塞や脳出血につながります。

だから脳を栄養する血管の酸化も防ぐ必要があり、ビタミンCが有用となるのです。

 

脳組織は、心臓と同じぐらい何よりも優先される組織であるため、血流確保はもちろん、酸化も必死におさえなければならないのです。

当然、抗酸化物質であるビタミンCの分布量が多くなるのは必然と考えられます。

 

 

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記事

濱野 英明(はまの ひであき)先生

テティス横濱美容皮膚科 院長

日本皮膚科学会 皮膚科専門医

一般社団法人日本スキンケア協会 顧問

ヒアルロン酸・ボトックス注入認定指導医

川崎市立川崎病院、慶應義塾大学病院皮膚科、稲城市立病院皮膚科、済生会横浜市南部病院皮膚科での勤務を経て、横浜の桜木町駅前に医療とエステを融合させた「テティス横濱美容皮膚科」を開設。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本東洋医学会、日本レーザー医学会等に加盟し、最新の確かな情報を基に、安全で効果の高い美容医療を提供している。また、ミス・ユニバースやミススプラインターナショナルのビューティーキャンプ講師や審査員も務める。

 

 

 

 

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