2023年7月18日2023年7月18日皮膚科医に学ぶ正しいスキンケア

【皮膚科医に学ぶ】サプリメント の有効活用①

今回と次回の2回に亘り、

『サプリメント の有効活用』についてご紹介します。

 

サプリメントの意味は『不足する栄養素を補う』ことにあります。

 

 

『サプリメントは継続性が生命線』その理由とは

昨今、健康意識や疾病予防も相まって、世の中サプリメントが多く出回っています。

また活性酸素や抗酸化ブームもあり、新たな成分もでてき、

サプリメント市場も勢いを増すばかりのようです。

ネットでも簡単に買えてしまうので、皆さんも

健康、肌荒れ、ダイエット目的などで一度は飲んだ経験があるのではないでしょうか?

 

しかし、飲み続けることができなかった

続けはしたものの変化を感じることができずやめてしまった

というようなことは『サプリメントあるある』としてよくお聞きします。

そのような継続性が生命線でもあるサプリメント。

やはり継続しているからこその結果が

たとえ目に見えなくともあるのが事実なのです。

 

 

 

 

ビタミンCのサプリメントの効果は?

サプリメントには、ビタミンB 群、ビタミンC、ビタミンE など種類は豊富で、各メーカー様々なものがあります。

その中でもビタミンC は是非有効活用していただきたい成分の一つです。

 

それは、サプリメントの『補う』という役割として

最も適合するビタミンC が、体内で合成できない上にとても必要となる成分だからです。

 

ビタミンC の役割としてまず重要なのが、タンパク質の合成に関わることです。

アンチエイジングの話でいくとコラーゲン生成です。

コラーゲンは皮膚真皮層、血管壁など存在する場所は多数あります。

 

そしてビタミンC の働きとして重要な抗酸化作用

抗酸化は組織内の活性酸素の勢いを抑える作用のある働きです。

一部を除いて活性酸素のほとんどは細胞を劣化させて、

組織的な老化や病気のもととなります。

体内での代謝過程でどうしても活性酸素を生み出しますが、

さらに外的(喫煙など)、内的(疾患、ストレスなど)影響を受けることで、活性酸素が増え影響はさらに大きくなります

 

そこでそれに抗う物質が抗酸化物質であり、代表がビタミンC です。

また免疫細胞でビタミンC が使われることが分かっており、

免疫関連への影響、抗酸化作用と相まって抗ガン作用も注目されています。

 

 

次回はサプリを有効的に活用する方法等をご紹介します。

 

 

(引用:日本スキンケア協会会報誌vol.14)

 

 


記事

濱野 英明(はまの ひであき)先生

テティス横濱美容皮膚科 院長

日本皮膚科学会 皮膚科専門医

一般社団法人日本スキンケア協会 顧問

ヒアルロン酸・ボトックス注入認定指導医

川崎市立川崎病院、慶應義塾大学病院皮膚科、稲城市立病院皮膚科、済生会横浜市南部病院皮膚科での勤務を経て、横浜の桜木町駅前に医療とエステを融合させた「テティス横濱美容皮膚科」を開設。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本東洋医学会、日本レーザー医学会等に加盟し、最新の確かな情報を基に、安全で効果の高い美容医療を提供している。また、ミス・ユニバースやミススプラインターナショナルのビューティーキャンプ講師や審査員も務める。

 

 

 

 

 

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