2024年2月29日2024年3月4日エステ王子チャンネル

お客様が押し売りと感じない商品の提案方法とは

美容業界でのお客様とのコミュニケーションは、極めて繊細なバランスが求められます。

 

しかし、時として提供されるサービスや商品に対する熱心な説明が、逆に「押し売り」と受け取られることがあります。

 

特に新規のお客様にとって、その線引きは非常にデリケートなものです。

 

今回のコラムでは、そんな誤解が生じる瞬間にスポットを当て、どのようにして押し売りのイメージを避けるかを考察します。

 

 

事例紹介:一度の提案が「押し売り」と受け取られた時

ある美容サロンのスタッフは、施術後のリラックスタイムにお客様にサプリメントの説明をしました。

 

そのサプリメントが持つ成分と効能について一度だけ説明し、お客様にその使用をご提案しました。

 

このスタッフによれば、しつこい勧めや強いプッシュは一切なかったとのことですが、お客様はこの一度の説明を押し売りと感じ、口コミにその不満を綴ってくださったとのことです。

 

ただ、そのスタッフは押し売りはしていないが、事前にお客様がそのサプリメントに関心を持っているか、または関連する悩みを抱えているかどうかを確認していなかったそうです。

 

 

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お客様が感じる押し売りの印象

この事例から考えられるのは、お客様が自発的に関心を示さない商品について熱心に語ることは、場合によってはプレッシャーと感じられかねません。

 

つまり、押し売りと感じさせないためのコミュニケーションが重要です。

 

接客のプロとしては、お客様の反応を注意深く観察し、興味の有無を判断した上で無理な提案は控える柔軟性が必要です。

 

 

お客様中心の接客の重要性

美容業界において、お客様が本当に価値を感じるサービスの提供とは、お客様の興味やニーズに基づいている必要があります

 

サービスや商品の提案は、ただ単に情報を伝える以上のものでなければならず、お客様の現在の関心事に根ざしたものであるべきです。

 

お客様が抱える問題や悩みに耳を傾け、その解決策として商品を提案することが重要です。

 

自らのニーズに基づいて解決策を求めている場合、提案された商品は価値あるものとして受け入れられます。

 

そのため、悩みを理解し、それに対応する商品を紹介する際には、どのようにしてその商品がお悩みを解決するかを明確に示しましょう。

 

 

商品を押し売りせず、顧客一人ひとりの期待に応えることで、信頼と満足感を築くことができます。

 

美容業界での成功は、このようなお客様中心の接客姿勢から生まれるのです。

 

 

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この記事を書いた人

日本一のエステティシャンエステ王子 width=

小野 浩二 先生(エステ王子)

*エステティックコンテスト全国大会1位

*ビューティ&ウェルネス専門職大学 准教授

*日本スキンケア協会 代表理事

*日本エステティック業協会(AEA)認定講師

大手エステティックサロンにて、技術、売上げ、カウンセリング入会率No.1になった経験を持ち本店店長を歴任。わずか2年でエリアマネージャーとなる。その後、大学院に進学しダイエットや生活習慣病などの研究を行い、修士号を取得。2008年日本エステティック協会創立35周年記念エステティックコンテスト全国大会で「優勝」。フェイシャル、ボディのテクニックが評価され日本一のエステティシャンとなり、メディア等で「エステ王子」として話題となる。現在はサロンでの現場経験を活かし、人材教育に力を入れる。また、医師、大学教授、厚生労働省研究班とともに研究事業にも積極的に取り組んでおり「正しいスキンケア」や「正しいエステ」の普及を行っている。テレビ出演多数。著書・DVDは26冊出版。

 

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