2024年2月27日2024年2月27日美容コラム,美容と健康のアドバイス

「必須脂肪酸」 の美肌効果について

美の栄養素、今回のキーワードは「必須脂肪酸」です。

 

脂肪酸と聞くと太る!と思う方もいるかもしれませんが、美肌を作る上で欠かせない脂肪酸があります。

 

脂肪酸とは体内で合成できるもの、そして体内で合成できず食べ物から摂取する必要があるものがあり、必須脂肪酸は体内で作ることのできない脂肪酸です。

 

 

必須脂肪酸とは

必須脂肪酸とはオメガ3とオメガ6の2種類で、オメガ3は、血液をサラサラにすることでよく耳にするDHAEPA がこれにあたります。

 

一方オメガ6は大豆油やコーン油などに含まれ普段の食事で摂取できている成分です。

 

オメガ3とオメガ6を1:4の割合で摂取することが望ましいとされています。

 

最近は食の欧米化が進み、肉や乳製品の摂取が増える一方で、DHA やEPA を含む魚を食べる機会が減っています。

 

国民健康栄養調査の結果からもオメガ3脂肪酸の摂取が減っていることが明らかです。

 

 

必須脂肪酸の肌への効果

必須脂肪酸の体内での働きは細胞膜の原料になること。

 

肌のバリア機能を高め、特に寒い時期に悩みとなる乾燥肌を防ぎます

 

さらにオメガ3脂肪酸は血流を改善し、栄養が全身に行き届きます。

 

くすみや肌荒れを防止し、体内の老廃物を排出しやすくする為、美肌を追求する上で欠かせません。

 

また血流がよくなることで、顔色も良くなり冷え性を改善します。

 

 

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オメガ3を豊富に含む食べ物

オメガ3を豊富に含む食べ物は、サバ、イワシ、アジなどの青魚くるみです。

 

最近よく耳にする亜麻仁油やえごま油もオメガ3の脂肪酸です。

 

摂取する上で気を付けて欲しいことは、酸化がとても早いという点。

 

青魚は刺身や切り分けてすぐ食べることが望ましく、調理などをして時間が立つと酸化していまい魚を摂取する意味が半減してしまいます。

 

 

同じく亜麻仁油やえごま油も酸化しやすい為、炒め物などの加熱調理には不向きで、サラダなどに和えて召し上がって下さい。

 

 

オメガ3を摂取する際の注意点

さらに保存方法にも注意が必要です。

 

熱や光により酸化は進む為、開封後は冷暗所で保管しできるだけ早く食べきるようにして下さい。

 

食材は少しの工夫や保存方法の違いで、栄養も変わってきます。

 

ただ食べるのではなくどのように食べるかまで意識して下さい。

 

毎日の食事で私たちの身体は作られていることを、日々意識して下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

飯田真莉 先生

飯田 真莉 先生

管理栄養士
サプリメントアドバイザー
株式会社ユー・ディー

クリニックやエステサロンのスタッフ様向けに栄養の勉強会などを実施。

 

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