2022年6月8日2024年3月11日美容コラム

肌の引き締め効果を持つ収れん成分とは?

収れん成分とは、肌を収縮させ引き締める効果を持つ成分です。

 

今回は、その収れん成分にどんなものがあるのかをご紹介します。

 

① クエン酸

柑橘類の果実(レモンやオレンジなど)に多く含まれている有機酸で、動植物界に広く分布しています。

 

原料は、デンプン類を発酵させて作られています。

 

通常、動植物内にはナトリウムなどの塩類として存在しています。

 

収れん効果の他に、 pH調節作用もあり、キメを整え、細胞の代謝も促します。

 

 

 

②タンニン酸

植物に含まれる、 ポリフェノール性の化合物です。

 

黄白色~薄褐色の粉末、またはフレーク状の固まりで、 アルコールやアセトンによく溶けます。

 

収れん効果が強い上に、抗酸化作用や、美白効果などもあります。

 

しかし、 空気や日光で変質しやすく、アルブチンやコラーゲンと配合すると沈殿が生じる場合もあります。

 

 

 

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③塩化アルミニウム(塩化Al)

塩化アルミニウムは、白色〜微黄色の結晶性粉末です。

 

デオドラント商品に多く使用されています。

 

○○アルミニウムと記載されている成分(例えば、クロルヒドロキシ Al) は大体この分類に入ります。

 

 

その他の成分

・イタドリ根エキス

 

・オウバクエキス

 

・海塩

 

・ハマメリスエキス

 

・マロニエエキス

 

・酒石酸

 

 

《参考書籍》

日本スキンケア協会公式テキスト「しっかり学べるスキンケア教本」

 

 

この記事を書いた人

日本一のエステティシャンエステ王子 width=

小野 浩二 先生(エステ王子)

*エステティックコンテスト全国大会1位

*ビューティ&ウェルネス専門職大学 准教授

*日本スキンケア協会 代表理事

*日本エステティック業協会(AEA)認定講師

大手エステティックサロンにて、技術、売上げ、カウンセリング入会率No.1になった経験を持ち本店店長を歴任。わずか2年でエリアマネージャーとなる。その後、大学院に進学しダイエットや生活習慣病などの研究を行い、修士号を取得。2008年日本エステティック協会創立35周年記念エステティックコンテスト全国大会で「優勝」。フェイシャル、ボディのテクニックが評価され日本一のエステティシャンとなり、メディア等で「エステ王子」として話題となる。現在はサロンでの現場経験を活かし、人材教育に力を入れる。また、医師、大学教授、厚生労働省研究班とともに研究事業にも積極的に取り組んでおり「正しいスキンケア」や「正しいエステ」の普及を行っている。テレビ出演多数。著書・DVDは26冊出版。

 

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