年商200万円のサロンが1000万円になるために行った5つの取り組みとは

今回は、年商200万円のエステサロンが年商1000万円に成長するために実施した5つの取り組みについてお伝えいたします。

 

個人サロンで年商1000万円を達成することは一つの大きな目標です。

 

これを達成するためにはどのような努力が必要なのでしょうか。

 

ご自身のサロンがすでに年商1000万円オーバーの方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には年商1000万円を超えるエステサロンは少ないといった現状があります。

 

そんな中で、あるサロンが実際に年商200万円から1000万円を達成するために行った5つの対策についてご紹介いたします。

 

 

①集客方法の変更

新規客が来ないとなかなか売上を上げていくことは難しいです。

 

そのため、まずは集客にあまり力を入れていなかった過去から脱却するために、ホットペッパーのなどのポータルサイトを無料プランから有料プランへの切り替えを行いましょう。

 

そして、SNS（InstagramやTikTokなど）のフォロワー数を増やしましょう。

 

これにより、あるサロンでは月に10名以上の新規客を獲得することに成功しました。

 

 

 

②メニューの変更

年商200万だったサロンでは、料金や回数に焦点を当て、都度払いから回数チケット販売を導入しました。

 

都度払いだと、例えば新規のお客様に10名来ていただいて、体験が1回3000円だとします。

 

そうすると10名ご来店いただいても3万円にしかなりません。

 

また、そのお客様方がリピーターになるとも限りませんよね。

 

そこで、5回、10回、15回というような感じで メニューを組み、平均単価を引き上げました。

 

これにより、単価の向上と売上の増加に成功しました。

 

 

 

 

 

③カウンセリングの変更

3つ目に変えたことはカウンセリングです。

 

都度払いのカウンセリングを導入し、長期契約や回数チケットの販売に力を入れました。

 

いかにして複数回のコースが必要なのかという必要性を伝えていく。

 

さらに重要なのはヒアリングです。

 

ヒアリングの方法を見直し、お客様の悩みを聞き出し、目標・目的を明確にする。

 

この2つを徹底することで、お客様自身が悩みを自分の中で理解し、目標・目的を明確にするのため、コースの購入へとつながります。

 

カウンセリング・ヒアリングすることで理解度が高まったお客様は、2ヶ月・3ヶ月後にも通いやすいプランに魅力を感じやすくなります。

 

 

④物販の導入

サロンでのサロンでの施術だけでなく、サロン外でのホームケアや関連商品・サプリメントの販売を導入しました。

 

これは、エステサロンで結果を出すためには施術だけでなく、ホームケアの重要性やサプリメントの効果をお客様に理解してもらうためです。

 

この物販導入により、さらに単価が上昇しました。

 

 

前述した、『施術が大切』というカウンセリングだけではなく、ホームケアの重要性。

 

それからサプリメントの重要性 。

 

こういったものをしっかりと 伝えていくようなカウンセリングに変えることが大切です。

 

そうすることによって物販導入で単価が上がるということです。

 

 

 

⑤リピーターづくり

都度払いから離れ、定期的に通っていただけるプランをつくることが大切です。

 

そのためにも、まとめ買いやキャンペーン、イベントなどを通じてリピーターを増やす工夫をし、サロンに通うことが楽しいと感じてもらえるような企画を実施されました。

 

『だったら買おうかな』とか、『もう少し通ってみたいな』という気持ちがリピーターへとつながります。

 

これにより、月商が20万円前後だったサロンが、たった半年で100万円前後へ成長しました。

 

 

 

まとめ

年商200万から1000万へと成長したサロンが取り組んだのは、

・集客 の方法を変えた

・メニューの変更

・カウンセリングの変更、

・物販の導入

・リピーターづくり

これらの5つを徹底して行なったということです。

 

当たり前のことですが、実はこれをできていないサロンさんがすごく多いです。

 

エステサロンが利益を出すモデルがどんなものなのかというのがこの5つに集約されています。

ぜひ参考にしていただいてご自身のサロンで取り組んでいただければと思います。

 

 

 

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この記事を書いた人

小野 浩二 先生（エステ王子）

＊エステティックコンテスト全国大会1位

＊ビューティ＆ウェルネス専門職大学 准教授

＊日本スキンケア協会 代表理事

＊日本エステティック業協会（AEA）認定講師

大手エステティックサロンにて、技術、売上げ、カウンセリング入会率No.1になった経験を持ち本店店長を歴任。わずか2年でエリアマネージャーとなる。その後、大学院に進学しダイエットや生活習慣病などの研究を行い、修士号を取得。2008年日本エステティック協会創立35周年記念エステティックコンテスト全国大会で「優勝」。フェイシャル、ボディのテクニックが評価され日本一のエステティシャンとなり、メディア等で「エステ王子」として話題となる。現在はサロンでの現場経験を活かし、人材教育に力を入れる。また、医師、大学教授、厚生労働省研究班とともに研究事業にも積極的に取り組んでおり「正しいスキンケア」や「正しいエステ」の普及を行っている。テレビ出演多数。著書・DVDは26冊出版。

 

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