2022年8月19日2022年8月19日お肌のトラブルケア

Withコロナの今こそ、ソワンエステティックを

エステティシャンであれば、誰もが耳にしたことがある言葉・・・ソワンエステティック。

エステ先進国であるフランスでの母国語で ‟soin（ソワン）：手入れ・心配り・心遣い” という意味です。

ただ単に肉体の一部である皮膚を美しく、

あるいは健康にするということだけではなく、

『心にまで快感と満足を与える』

つまり肉体と精神の両面で美しくあるための手当てを行う、という事。

私たちは、日ごろお客様のお肌に触れる事で、沢山の情報を得る事が出来ます。

勿論五感をフル活用したうえでの触覚というセンサーのある指や手のひらからの情報は、とても繊細で確かなものです。

うるおい、なめらかさ、はりや弾力、温度等・・・

手というセンサーから得たこれらの情報を、カウンセリングや視覚からの情報などと組み合わせて、美しくあるための手当てをします。

私たちの手は、お客様のお肌に密着し、

その曲面に対し直角に力が加わるよう姿勢をとり、

筋肉やリンパの流れに沿って動かし、

丁度いい加減に圧が加えられ、

同時にやさしくもソフトなタッチングもし、

末梢神経を刺激しすぎないよう流れるようなリズムをとって触れられています。

そして、その手当てからは、お客様も沢山の心地よさを感じる事が出来ます。

これらがマッチした時、お客様が持つ本来の美しさが引き出され、自律神経も安定し、心も浄化されます。

リクルートによる、こんな調査結果があります。

コロナ後にエステサロンに求められる価値として、

１位：自分には出来ない技術

２位：癒し

３位：自分へのご褒美

４位：美意識を高められる

５位：自分の気分を上げられる

というものです。

これらを見て、そして日々対面するお客様のご様子を見て、

改めてエステティックという‟美学・審美・美意識”を、

心配りや気配りと共にお届けしたいと思いました。

みなさんも今一度、自分自身の心と身体を整え、

美容のプロフェッショナルとして、お客様に喜んでいただけるよう新たな気持ちで取り組んでみてはいかがでしょう。

記事

小山茂美　先生

日本スキンケア協会認定講師

エステサロン凛/エステスクール凛　代表

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