2022年4月6日2024年2月6日お肌のトラブルケア

たるみはどこから?⑤

たるみはどこから?⑤

たるみに関わる組織を最外層の皮膚から順にお話してきました。

今回は最下層の「骨」です。

 

顔の骨、特に女性は骨粗鬆症の影響を受けやすく、骨の減り、くぼみの開大(特に目周りの眼窩のくぼみ)が起こりたるみの原因の一つとなります。

 

女性の場合、エストロゲンの減少によって、骨密度が減り、骨がやせていき、だいたいが40代以降進行していきます。

 

海外の研究調査では、体の骨より顔の骨のほうが、萎縮が強かったというデータもあるぐらい、顔の形に関わる変化を進めやすい部位が骨なのです。

 

 

 

 

ちなみに骨は骨形成をすすめる「骨芽細胞」と骨吸収をすすめる「破骨細胞」があり、そのバランスがくずれると骨がやせたり、変形していきます。

 

バランスが崩れて、加速する要因として、普段の生活習慣や食生活などの影響は当然あり、また上記のとおり女性ホルモンの減少も大きく関わります。

 

骨そのもののケアというのは、なかなか難しいと思いますが、それを加速させる生活習慣があるのなら、改善の余地はあると思います。

 

次回はLigament(靭帯) についてお話します。

 

 


記事

濱野 英明(はまの ひであき)先生

テティス横濱美容皮膚科 院長

日本皮膚科学会 皮膚科専門医

一般社団法人日本スキンケア協会 顧問

ヒアルロン酸・ボトックス注入認定指導医

川崎市立川崎病院、慶應義塾大学病院皮膚科、稲城市立病院皮膚科、済生会横浜市南部病院皮膚科での勤務を経て、横浜の桜木町駅前に医療とエステを融合させた「テティス横濱美容皮膚科」を開設。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本東洋医学会、日本レーザー医学会等に加盟し、最新の確かな情報を基に、安全で効果の高い美容医療を提供している。また、ミス・ユニバースやミススプラインターナショナルのビューティーキャンプ講師や審査員も務める。

 

 

 

 

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