肌のハリ”にサプリメントは効くのか?

カテゴリー:皮膚科医に学ぶ正しいスキンケア

2022年7月22日


“肌のハリ”にサプリメントは効く?

 

今回は「肌のハリのためのサプリメント」についてお話します。

 

一般的に、肌のハリ回復のケアは、肌への直接的な施術が主なものです。

 

例えば、美容医療なら高周波やフォトフェイシャル、レーザーなどの照射系治療はもちろん、皮膚への注射など様々なアプローチがあります。

またエレクトロポレーションやイオン導入、エステ行うケアもそれにあたるでしょう。

 

それら施術による肌ハリの回復方法も重要ですが、その効果を高める方法の一つにサプリメントがあるのをご存知でしょうか。

ただ、サプリメントというと、多くの方は

「肌のハリにサプリメントの効果なんか期待できない、よくわからない、無駄!」と思うでしょう。

そして、継続できずにやめてしまう方も多いはずです。

私自身、美容医療に身を置く前は、そう思っていました。

しかしサプリメントの使い方やその成分など、いろいろ知ることができるたびに、その有用性に気づかされているというのが実際です。

 

サプリメントはその目的や使い方を学べば、これほどアンチエイジングにマッチするケアはないと思います。

サプリメント摂取はスキンケアと同じように、日々のケアであり、継続してこそ!なのです。

 

 

 

 

肌のハリが回復するために最も必要なことは、「真皮コラーゲン層の回復」です。

真皮コラーゲン層は膠原線維と弾性線維が主成分として存在します。

これら線維成分が組織的に健常であると、強固な支持力と柔軟性を肌に与え、肌のハリがでます。

 

逆にそれらが損なわれると、肌のハリがなくなり、たるみやしわといった悩みが現れます。

施術という形で真皮コラーゲン層の回復ももちろん大切ですが、線維成分の材料となる物質が体内に豊富にあると、単純に回復力という面では最適な環境と言えるでしょう。

 

線維成分は日々破壊され、新たに生産ということを繰り返しています。

生産能力を維持するとともに、材料が必要となるわけです。

その材料となる成分で重要なものは「アミノ酸、ビタミンC、亜鉛」です。

これ以外にも必要な物質はありますが、特にしっかり取り入れたいのはこの3つです。

 

膠原線維と弾性線維はタンパク質の塊で、タンパク質はアミノ酸から構成されます。

食事として摂取したタンパク質は消化管内で分解され、最終的にアミノ酸になり吸収されます。

そして体内でアミノ酸からタンパク質を作る時にビタミンCと亜鉛は補酵素的な役割をするため、不足してはならない物質です。

 

ちなみにアミノ酸もビタミンCも亜鉛も、真皮コラーゲン線維成分のみに使われるわけではありません。

肌においては、保湿という構成要素でもあり、また筋肉や骨、毛など全身の組織にも必要な成分ですので、多くあるに越したことはありません。

通常の食事でとれているからよいと思われるかもしれませんが、その量は生きてく上での必要最低限の量ではないでしょうか。

健康のため、アンチエイジングのためとなるともっと必要となるのは当然のことです。

しかし食事量を多くする事は、栄養の偏りやカロリーなどの点から正解ではなく、だからこそ必要成分だけ摂取できるサプリメントの出番となるのです。

特にアミノ酸やビタミンC、亜鉛はサプリメントを有効に使いたい物質なのです。

 

 

 

 

そしてコラーゲン生成は細胞で行われるものであり、その細胞代謝がもう一つのカギとなります。

加齢以外に細胞代謝の低下、劣化を進める原因として「酸化」つまり「活性酸素」があります。活性酸素と言えば、それを抑制する抗酸化ですね。

つまり抗酸化を有する成分は間接的に役に立つということです。

また、細胞代謝の低下は、ミトコンドリアをはじめとする細胞内小器官の機能低下であり、その向上を促す成分が摂取できるとよいでしょう。

 

最近はミトコンドリアをターゲットにしたサプリメントが世に出回っているのをご存知でしょうか。

当院でもオレアビータというオリーブ葉に含まれる成分を使用したミトコンドリア活性サプリメントを扱っています。

 

 

このように、挙げればきりがないぐらい肌のハリ回復のために、サプリメントの使い道はたくさんあります。

もちろん、サプリメントは継続してこその結果であることを忘れてはいけません。

日々の努力が報われるのは、すぐではありません。

これはスキンケアと同じことです。

そして、なにかしら顔の施術を受けているなら、アミノ酸、ビタミンC、亜鉛を摂取してください。施術の効果がきっとあがるはずです。

 

 

 


記事

濱野 英明(はまの ひであき)先生

テティス横濱美容皮膚科 院長

日本皮膚科学会 皮膚科専門医

一般社団法人日本スキンケア協会 顧問

ヒアルロン酸・ボトックス注入認定指導医

川崎市立川崎病院、慶應義塾大学病院皮膚科、稲城市立病院皮膚科、済生会横浜市南部病院皮膚科での勤務を経て、横浜の桜木町駅前に医療とエステを融合させた「テティス横濱美容皮膚科」を開設。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本東洋医学会、日本レーザー医学会等に加盟し、最新の確かな情報を基に、安全で効果の高い美容医療を提供している。また、ミス・ユニバースやミススプラインターナショナルのビューティーキャンプ講師や審査員も務める。

 

 

 

 

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