専門皮膚科医が語るしみの種類①【老人性色素斑】について

カテゴリー:皮膚科医に学ぶ正しいスキンケア

2022年12月23日


しみ、つまり“色素斑”に部類される皮膚病変はたくさんあります。

 

皆さんも知っているところでは、老人性色素斑、そばかす(雀卵斑)、肝斑でしょうか。

これらしみの色はメラニン色素によるものです。

同じメラニンであるのに、病名はこの他にもたくさんあるのです。

実はしみの場所、発症経緯、経過によって皮膚科病名があるのです。

上記した色素斑について今回は【老人性色素斑】を見てみましょう。

 

 

老人性色素斑

老人性色素斑は、中高年の男女とも出現する馴染みのある色素斑です。

主に顔、特に頬、こめかみに多く、手背やうでなど

紫外線の影響を受けやすい部位に出現します。

多くは類円形で、大小様々な茶褐色斑です。

比較的境界は明瞭です。老人性と名がついていますが、決して高齢者のみのものではありません。

早ければ20代後半から現れます。

 

 

 

一度出現すると消えることはありません。

むしろ濃く、大きくなり、膨らんでくるとイボとなることもあります。

似て非なるもの皮膚癌がありますが、その場合は

たいてい形が不整で、色にムラがあり急に大きくなったりと経過が異なります。

心配な場合は皮膚科受診したほうがよいでしょう。

 

老人性色素斑は美白美容液などではうすくなることはあっても消えることはほとんどありません。

 

その治療はレーザー照射がベストです。

1回でとれることがほとんどですが、経験上3年以上あり、

5mmを超えるものは数回必要であったり、その後再発しやすい傾向にあります。

どのようなしみにしても、再発は考えねばなりませんが、特に厄介なしみがあるのも事実です。

 

一番もったいないのはレーザーした後何のケアもしないことです。

レーザーによる炎症も考えると美白に関わる塗り薬、化粧品をずっと使用したほうがよいでしょう。

 

 

 

 


記事

濱野 英明(はまの ひであき)先生

テティス横濱美容皮膚科 院長

日本皮膚科学会 皮膚科専門医

一般社団法人日本スキンケア協会 顧問

ヒアルロン酸・ボトックス注入認定指導医

川崎市立川崎病院、慶應義塾大学病院皮膚科、稲城市立病院皮膚科、済生会横浜市南部病院皮膚科での勤務を経て、横浜の桜木町駅前に医療とエステを融合させた「テティス横濱美容皮膚科」を開設。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本東洋医学会、日本レーザー医学会等に加盟し、最新の確かな情報を基に、安全で効果の高い美容医療を提供している。また、ミス・ユニバースやミススプラインターナショナルのビューティーキャンプ講師や審査員も務める。

 

 

 

 

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