2020年4月8日2020年4月8日皮膚科医に学ぶ正しいスキンケア

美容&スキンケア情報「脂性肌の概念」

美容&スキンケア情報「脂性肌の概念」

 

今回は、脂性肌の概念についてお伝えいたします。

 

 

肌の脂っぽさはメイクのノリが悪くなり、メイク崩れを引き起こし、

また毛穴の開きの原因、にきびの原因ともなります。

 

 

炎症を引き起こすこともあり赤みが出やすくなることもあります。

脂性肌となる原因はさまざまですが、脂性肌を気にするかたの

特徴は多く分けて2通りのパターンがあります。

 

一つ目は顔全体の脂性肌、二つ目はTゾーンなど一部の脂性肌です。

顔全体の脂性肌のかたは遺伝的な要素が強いことが多いようです。

10代から皮脂腺が活発、つまりホルモンの関与が高いかたに多くみられます。

 

 

そしてそのホルモンの関与は20代以降も通常より低くなりにくいようです。

そして二つ目の一部の脂性肌は特に皮脂腺が多く存在するTゾーン、

鼻、その周りに脂っぽさがあるのに、乾燥も感じる部位もある例です。

 

 

実はその原因、乾燥肌にあることが多いものです。

乾燥肌などのトラブル肌は、皮脂腺の働きを増強させます。

 

 

皮脂はそもそも皮膚を守るものですので、いわゆる防御反応といえるので、

何かトラブルがあると皮脂が増える方向に傾きやすいのです。

 

 

特に鼻、頬のラインは正面から空気の流れが当たりやすい位置で、

しかも念入りにお化粧落としをしたり、脂っぽさがあるから念入り、

過剰にケアをしたりと、なにかと刺激が多い部位でもあるのです。

 

 

どちらのパターンにしても脂っぽさがあるからと言って、

それだけをケアと考えてしまうと特に後者はより脂性肌となってしまうので、要注意です。

 

 

また皮脂腺の働きは私生活のリズムも大きく関わるので、ストレス、

睡眠、食事、運動、排便など生活の見直しもしなげればなりません。

 

 

意外と思うかもしれませんが、生活の見直しだけでも脂性肌が

改善するケースもありますので、ぜひ試してみてください。

 

記事

濱野 英明 先生

テティス横濱美容皮膚科 院長
日本皮膚科学会 皮膚科専門医
日本スキンケア協会 顧問

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