2026年2月25日2026年2月24日お肌のセルフエステ,美容コラム

フェイシャルマッサージとは?効果・種類・やり方・プロとの違いまで徹底解説

フェイシャルマッサージ3

 

「フェイシャルマッサージとは何ですか?」と聞かれて、あなたはすぐに答えられるでしょうか。

 

なんとなく“顔をマッサージすること”というイメージはあっても、その目的や仕組み、どのような効果が期待できるのかを正確に理解している方は意外と多くありません。

 

自己流で行う方法から、プロの施術との違い、そして種類や注意点まで、知っているかどうかで結果は大きく変わります。

 

本記事では、「フェイシャルマッサージとは?」という基本から、効果・種類・セルフケアのポイント・プロとの違いまでをわかりやすく解説します。

 

 

フェイシャルマッサージとは何か?基本の定義と目的

フェイシャルマッサージ1

 

フェイシャルマッサージの定義

フェイシャルマッサージとは、顔や首、デコルテ周辺にかけて行う手技によるケアのことを指します。

 

単なる「顔のマッサージ」ではなく、血流やリンパの流れ、筋肉の動きに着目し、肌と土台の両方に働きかける美容法です。

 

スキンケア化粧品を塗るだけでは届きにくい部分へ、手の圧や動きで刺激を与えることで、肌本来の働きを引き出すことを目的としています。

 

 

ただの“顔のもみほぐし”との違い

フェイシャルマッサージは、やみくもに顔をこする行為とは異なります。

 

皮膚は非常に繊細であり、摩擦や強い刺激は逆に負担になることもあります。

 

本来のフェイシャルマッサージは、皮膚の構造や筋肉の走行、リンパの流れを理解したうえで、適切な方向と圧で行う技術です。

 

そのため、「気持ちいい」だけでなく、「理にかなったアプローチ」であることが重要になります。

 

 

フェイシャルマッサージの主な目的

フェイシャルマッサージの目的は一つではありません。

 

主に次のような働きが期待されています。

 

  • 血行促進によるくすみの改善
  • リンパ循環によるむくみの軽減
  • 表情筋への刺激による引き締め
  • リラクゼーションによるストレス緩和

 

顔は常に外気にさらされ、表情を作るたびに筋肉が動いています。

 

日々の疲労や緊張が蓄積すると、血流が滞り、むくみやたるみにつながることもあります。

 

フェイシャルマッサージは、こうした滞りを整え、健やかな状態へ導くサポートケアといえるでしょう。

 

 

なぜ顔を触るだけで変化が生まれるのか

「顔を触るだけで本当に変わるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

 

顔には多くの毛細血管やリンパ管、表情筋が集中しています。

 

適切な刺激を与えることで血流が促され、老廃物の排出がスムーズになり、肌色や輪郭の印象に変化が現れることがあります。

 

また、顔と自律神経は密接に関係しており、やさしいタッチは副交感神経を優位にし、深いリラックス状態をもたらします。

 

その結果、肌のコンディションにも良い影響を与えると考えられています。

 

フェイシャルマッサージとは、単なる美容テクニックではなく、肌・筋肉・神経へ多角的に働きかける総合的なケアなのです。

 

 

 

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フェイシャルマッサージの効果とは?医学的視点で解説

フェイシャルマッサージ2

 

血行促進による肌への影響

フェイシャルマッサージの代表的な効果として挙げられるのが、血行促進です。

 

顔には毛細血管が網の目のように張り巡らされており、適切な刺激を与えることで血流が高まりやすい部位でもあります。

 

血液は酸素や栄養を運ぶ役割を担っているため、循環がスムーズになることで肌のくすみが和らぎ、明るい印象へと導かれることがあります。

 

ターンオーバーを支える環境が整うことも期待されます。

 

 

リンパ循環とむくみの関係

顔のむくみは、リンパの流れが滞ることによって起こる場合があります。

 

リンパは体内の老廃物や余分な水分を回収する役割を持ちますが、筋肉の動きが少ないと流れが停滞しやすくなります。

 

フェイシャルマッサージでは、次のような働きが期待されます。

 

  • 余分な水分の排出を促す
  • 老廃物の滞留を防ぐ
  • フェイスラインをすっきり整える

 

ただし、強すぎる刺激は逆効果になる場合もあるため、正しい方向と圧で行うことが重要です。

 

 

表情筋へのアプローチとたるみ予防

顔には約30種類以上の表情筋が存在し、日常生活の中で常に使われています。

 

しかし、加齢や生活習慣の影響により筋肉の柔軟性が低下すると、たるみやほうれい線の原因になることもあります。

 

フェイシャルマッサージは、硬くなった筋肉をほぐし、適度な刺激を与えることで筋肉の動きをサポートします。

 

 

自律神経とストレス緩和効果

顔へのやさしいタッチは、副交感神経を優位にしやすいといわれています。

 

副交感神経が働くことで心身がリラックスし、ストレスの軽減につながります。

 

ストレスは肌荒れや血行不良の一因となるため、リラクゼーション効果は美容面でも大切な要素です。

 

 

一時的な変化と継続による変化の違い

施術直後に感じるすっきり感や明るさは、血流やリンパ循環の改善による一時的な変化であることが多いです。

 

しかし、定期的にケアを行うことで、筋肉の柔軟性や肌状態が整い、安定したコンディションを保ちやすくなります。

 

 

 

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フェイシャルマッサージの種類と特徴

フェイシャルマッサージ

 

オイルマッサージタイプ

フェイシャルマッサージの中でも一般的なのが、オイルやクリームを使用して行うタイプです。

 

滑りを良くしながら肌への摩擦を最小限に抑え、やさしい圧で筋肉やリンパにアプローチします。

 

保湿効果も同時に得られるため、乾燥が気になる方やリラクゼーション目的の方に向いています。

 

 

リンパマッサージタイプ

リンパの流れを意識したフェイシャルマッサージは、むくみ改善やフェイスラインのすっきり感を目的とした手技です。

 

耳下腺や鎖骨周辺など、リンパの集まるポイントに向かって流すように行います。

 

強い圧ではなく、一定のリズムと方向性が重要です。

 

 

筋肉・筋膜アプローチタイプ

近年注目されているのが、表情筋や筋膜のつながりを意識したフェイシャルマッサージです。

 

顔の筋肉は頭皮や首、肩とも連動しているため、部分的ではなく全体のバランスを整えることがポイントになります。

 

専門知識が必要なため、プロによる施術が望ましい分野でもあります。

 

 

小顔系テクニックとの違い

「小顔マッサージ」と呼ばれる施術は、輪郭の引き締めやむくみ改善に特化している場合が多く、目的が明確です。

 

一方、フェイシャルマッサージは肌のコンディション改善やリラクゼーションも含めた総合的なケアを目的とします。

 

名称が似ていても、アプローチの考え方に違いがあります。

 

 

機械を使う施術との比較

エステサロンでは、ハンド技術だけでなく、超音波や高周波などの機器を併用することもあります。

 

それぞれに特徴があります。

 

★ハンド技術の特徴

  • 微妙な圧の調整ができる
  • 筋肉やリンパの状態を触診で判断できる
  • 温もりによる安心感がある

 

★機器施術の特徴

  • 特定の層へ効率的にアプローチできる
  • 均一なエネルギーを与えられる
  • 目的別の設定が可能

 

どちらが優れているというよりも、肌状態や目的に応じて選ぶことが重要です。

 

 

 

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自宅でできるフェイシャルマッサージと注意点

フェイシャルマッサージ5

 

自己流でやっても大丈夫?

「フェイシャルマッサージは自宅でもできるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。

 

結論からいえば、基本的なケアであればセルフでも可能です。

 

ただし、正しい方法を知らずに行うと、かえって肌へ負担をかけてしまうことがあります

 

顔の皮膚は身体よりも薄く繊細なため、強い刺激や摩擦は色素沈着やたるみの原因になることもあります。

 

まずは“やりすぎないこと”を意識することが大切です。

 

 

自宅で行う基本ステップ

セルフで行う場合は、以下の流れを意識しましょう。

 

  • クレンジング・洗顔で肌を清潔にする
  • オイルやクリームを十分に使用する
  • 力を入れすぎず、ゆっくりとした動きで行う
  • 最後は保湿で整える

 

特に大切なのは、乾いた状態でマッサージをしないことです。

 

摩擦を減らすために、必ず滑りの良い状態で行いましょう。

 

 

やってはいけないNG例

間違った方法は、肌トラブルの原因になります。

 

注意したいポイントは次の通りです。

 

  • 強く押しすぎる
  • 皮膚を引っ張るように動かす
  • 長時間続ける
  • 肌荒れや炎症があるときに行う

 

「強いほど効く」という考えは誤りです。

 

フェイシャルマッサージは、やさしく適切な方向に行うことで意味を持ちます。

 

 

肌タイプ別の注意点

敏感肌やニキビがある場合は、刺激を最小限に抑える必要があります。

 

赤みや炎症があるときは無理に行わず、まずは肌を休ませることを優先しましょう。

 

乾燥肌の方は、マッサージ後の保湿ケアを徹底することで、より良い状態を保ちやすくなります。

 

 

頻度の目安

セルフケアの場合、週1〜2回程度が目安とされています。

 

毎日長時間行う必要はありません。

 

短時間でも継続することが、肌にとって無理のない習慣につながります。

 

自宅でのフェイシャルマッサージは、正しい知識と適切な方法を守ることで、安全に取り入れることができます。

 

しかし、より専門的なケアや根本的な改善を目指す場合は、プロの施術を選択することも一つの方法です。

 

 

 

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プロのフェイシャルマッサージとの違いと選び方

フェイシャルマッサージ 6

 

エステのフェイシャルは何が違うのか

自宅で行うフェイシャルマッサージと、エステサロンで受ける施術には大きな違いがあります。

 

それは「知識」と「触れ方の精度」です。

 

プロは皮膚の構造や筋肉の走行、リンパの流れを理解したうえで、その方の肌状態や骨格、生活習慣まで考慮しながら施術を行います。

 

単に流すのではなく、「どこが滞っているか」「どこを緩めるべきか」を見極めてアプローチする点が大きな違いです。

 

 

プロはどこを見て触れているのか

施術前のカウンセリングでは、肌質だけでなく、むくみの出やすい箇所、左右差、表情の癖などを確認します。

 

触れた瞬間に筋肉の硬さや水分バランスを感じ取り、圧の強さや手順を調整します。

 

こうした細やかな判断は、経験と専門知識があってこそ可能になります。

 

プロのフェイシャルマッサージは、単なるリラクゼーションではなく、状態に合わせた“オーダーメイドのケア”といえるでしょう。

 

 

サロン選びのポイント

フェイシャルマッサージを受ける際は、価格や立地だけでなく、次の点も確認すると安心です。

 

  • カウンセリングが丁寧か
  • 施術内容の説明があるか
  • 無理な勧誘がないか
  • 技術や資格の明示があるか

 

安心して任せられるサロンは、技術だけでなく、信頼関係を大切にしています。

 

 

技術を学ぶという選択肢

フェイシャルマッサージに興味を持つ方の中には、「自分で学びたい」「仕事に活かしたい」と考える方もいるでしょう。

 

専門的な講座では、皮膚科学や解剖学の基礎から学び、理論に基づいた手技を身につけることができます。

 

正しい知識を持つことで、安全性が高まり、効果的な施術が可能になります。

 

フェイシャルマッサージとは、自己流で楽しむケアでもあり、専門性を深めることで価値を高められる技術でもあります。

 

目的に合わせて、セルフケア・プロの施術・学びのいずれを選ぶかを考えることが、満足度の高い美容習慣につながるでしょう。

 

 

 

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まとめ|フェイシャルマッサージとは“肌と土台を整えるケア”

フェイシャルマッサージとは、単なる顔のもみほぐしではなく、血流やリンパの循環、表情筋、自律神経などに多角的に働きかける総合的なケアです。

 

くすみやむくみ、たるみといった悩みに対し、肌表面だけでなく“土台”から整えることを目的としています。

 

セルフケアとして取り入れることも可能ですが、正しい知識や適切な圧、方向を理解することが重要です。

 

また、より専門的な変化を求める場合は、プロによる施術や技術の習得という選択肢もあります。

 

大切なのは、「強く押すこと」ではなく、「理にかなったアプローチ」を継続すること。

 

フェイシャルマッサージは、肌と向き合う時間そのものが、美しさを育てる習慣となるケアなのです。

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

高本聖子先生‗日本スキンケア協会認定講師 width=

高本 聖子 先生

*日本スキンケア協会 認定講師
*プライベートサロンBPPT桜梅桃季 オーナー
*ビューティースクールBPPT桜梅桃季アカデミー 学院長
*リアルビューティーアカデミー 学院長
*JSSE 認定エステティシャン
*日本エステティック協会 認定エステティシャン

大手エステサロン2社に勤務し、店長マネージャー、トレーナーとして社員教育や顧客向けのイベント講師などを務める。 メンズエステ指導、トレーナー育成やシンガポールの大手チェーン店への技術指導研修などの経験も持つ。
現在は35年間の美容経験と教育指導30年キャリアを活かし、自サロンの運営、サロンのコンサルティング、独立開業の支援などを中心に現場に沿った指導を行う。日本のみならず中国のエステサロンでも教育を行う。これまでに教育した人数は5,000名以上。

 

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