2025年5月21日2025年5月21日エステ王子チャンネル
お客様の購買意欲を引き出す「魔法の言葉」とは?
サロンで商品をご案内しても、「検討しておきます」と言われたまま終わってしまうことはありませんか?
実は、ある“ひとこと”を添えるだけで、お客様の購買意欲が一気に高まることがあります。
今回は、**契約率や物販の成約率をぐっと高める「魔法の言葉」**についてご紹介します。
購買意欲が高まるとき、お客様の頭の中で起きていること
人が「買いたい」と思う瞬間には、ある共通点があります。
それは、その商品を手に入れた後の自分をリアルに想像できたときです。
たとえば、「この化粧品を使えば肌がきれいになる」「このサプリを飲めば痩せられるかも」といった、“理想の未来”をイメージできた瞬間に、人は購買に気持ちが傾くのです。
キーワードは「もし〜だったらどうですか?」
そんな未来を引き出すために使えるのが、「もし〜だったらどうですか?」という問いかけ。
例えば…
5キロや10キロ痩せたいというお客様がいたとして、
「もし3ヶ月後に5キロ痩せていたら、どんな服を着たいですか?」
このように問いかけることで、お客様は自然と理想の自分を想像するスイッチが入ります。
商品そのものの説明ではなく、「使ったあとの未来像」に焦点を当てることが、購買につながる大きなポイントです。
想像を“今”に引き寄せることで、現実味が増す
さらに効果を高めたいなら、「もし」の後に**“今”という言葉を加える**のがコツです。
例えば…
「もし“今”、5キロ痩せていたら、どんな気持ちになりますか?」
このように聞くことで、4ヶ月後の未来ではなく、“今まさに変化した自分”を想像できるようになります。
この「今」というワードが加わることで、未来のイメージがグッと現実味を帯び、お客様の心に刺さりやすくなるのです。
「今」だからこそ感じるリアリティ
同じことを伝えるにしても、時間軸が変わると印象がまるで違います。
×「もし将来、病気になったらどうしますか?」
〇「もし“今”、病気になったらどうしますか?」
このように、“今”という言葉を加えることで、リスクやチャンスが一気に自分事になるのです。
美容商材や健康アイテムは、未来の結果を想像してもらうことがカギ。
ですが、それがあまりに遠い未来だと、リアリティがなく購買にはつながりません。
「未来の自分」を今に置き換えてもらう工夫を
例えば、
「8ヶ月後にはこんな自分になれますよ」と伝えるだけで終わらせるのではなく、「もし“今”、8ヶ月後の自分になっていたら、どんなふうに変わっていると思いますか?」というように、未来を“今”に置き換えて想像してもらう工夫が大切です。
そうすることで、お客様は「変わりたい」という気持ちをより強く感じ、「それを叶える手段として、この商品が必要だ」と納得されやすくなるのです。
まとめ:魔法の言葉「もし今~だったら」
購買意欲を高めるポイントは、お客様の想像力をかき立てることにあります。
そして、それをより強く引き出すのが、「もし今〜だったら」という言葉です。
カウンセリング時や物販の提案時には、ぜひこの“魔法の言葉”を活用してみてください。
お客様の表情が変わり、「それ、使ってみたいかも」と自然に口にしてくれるようになるはずです。
【詳しい動画はコチラ】
▶▶関連記事:“つい買ってしまう”心理とは? 購買意欲を高めるマーケティングテクニック