たるみはどこから?②

カテゴリー:皮膚科医に学ぶ正しいスキンケア

2022年3月15日


たるみはどこから?②

 

前回お伝えした「たるみは様々な組織が劣化するからでてくるエイジングサイン」ということを、しっかり頭に刻みましたか?

その上で、今回から詳細をお話していきます。

 

まずはたるみで最大のポイントとなる「皮膚」です。皮膚は表皮と真皮からなりますが、たるみに関わるのは主に真皮です。

 

真皮は膠原線維(コラーゲン)と弾性線維(エラスチン)という2大線維成分が豊富にありその他基質や細胞成分、血管、神経がある場所です。

 

膠原線維は真皮成分の70%を占める線維で、柱を担う強力な支持組織です。強靭ですが柔軟性に欠けるという特徴もあります。

 

そして弾性線維は、その名の通り弾力性に富む、外力に対して反発する役割があります。双方が相まり、たるみとならないよう構成されています。

 

 

 

 

皮膚は一枚皮と言われる通り、特に頭~顔の皮膚は内部組織を覆う袋のようなものです。袋自体がやわいと、たるみの原因の一つとなることがわかると思います。

 

そうならないためにも、最も改善が必要で、可能なところが主に線維成分ということです。線維成分を産生するのは線維芽細胞で、その働きをよくする治療やケアも必要です。

 

また改善するにも栄養を運ぶ血流代謝の向上も必要です。そして皮膚で使う栄養をうまく摂取することも必要です。

 

今回はたるみの原因についての内容なので、施術やケアそのものの話はしませんが、上記のことをよくよく考えると、施術やケアはけっこう多く考えられると思います。

 

 

次回は皮膚の下層「脂肪組織」のお話をします。

 

 


記事

濱野 英明(はまの ひであき)先生

テティス横濱美容皮膚科 院長

日本皮膚科学会 皮膚科専門医

一般社団法人日本スキンケア協会 顧問

ヒアルロン酸・ボトックス注入認定指導医

川崎市立川崎病院、慶應義塾大学病院皮膚科、稲城市立病院皮膚科、済生会横浜市南部病院皮膚科での勤務を経て、横浜の桜木町駅前に医療とエステを融合させた「テティス横濱美容皮膚科」を開設。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本東洋医学会、日本レーザー医学会等に加盟し、最新の確かな情報を基に、安全で効果の高い美容医療を提供している。また、ミス・ユニバースやミススプラインターナショナルのビューティーキャンプ講師や審査員も務める。

 

 

 

 

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