美容&スキンケア情報「注目の美容成分 『植物由来血流促進成分 グルコシルヘスペリジン』」

カテゴリー:大学教授に学ぶ正しい化粧品の知識

2018年8月25日


注目の美容成分 『植物由来血流促進成分 グルコシルヘスペリジン』

今日は、注目の美容成分 『植物由来血流促進成分 グルコシルヘスペリジン』について記載いたします。

温州みかんやユズなどの柑橘類は冬季の入浴効果を高めることが知られています。
これは、柑橘類の果皮や薄皮にはへスベリジン(Hesperidin)というフラバノン配糖体(フラボノイド)が含まれており、
これが皮膚の毛細血管を拡張して血流を促進するためであることが知られています。

ヘスペリジンは毛細血管を強化するビタミンPとしてレモン果汁から発見されたもので、
柑橘類などの果皮、果汁、種子やあんず、さくらんぼなどに含まれています。
アグリコンはヘスペレチン(herperetin)、糖部分はβ-ルチノース(6-O-α-L-ラムノシル-D-β-グルコース)です。

近年の研究で、ヘスペリジンは血圧降下作用や血中コレステロール値を改善する作用、
中性脂肪を低下させる作用、抗アレルギー作用など様々な生理作用を持つ物質として注目されています。

また、分解されやすいビタミンC(L-アスコルビン酸)を安定化させる働きもあります。
しかし、へスベリジンは水に溶けにくく、使用用途が限定されていました。
そこで、このへスベリジンにデキストリンとαグルコシル転移酵素を用いてグルコースを1分子付加し、
水溶性にしたαグルコシルヘスベリジンが東洋精糖株式会社で開発されました。

その結果、水への溶解性はヘスペリジンの20,000倍以上に高まりました。
毛細血管の血流を促すグルコシルヘスペリジンは、化粧品に0.5%配合した場合、肌の色合いを整えてくすみを改善したり、
唇の血行を良くしたり、目の下のクマや目尻の小じわを改善したりと肌や唇の新陳代謝を高める作用があります。

また、血流改善により手足の冷えを軽減する作用もあります。

 

記事


前田 憲寿 先生
医学博士
東京工科大学 教授
日本スキンケア協会 顧問

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