2018年7月29日2018年7月29日スキンケアの基礎知識,美容コラム

美容&スキンケア情報「汗とダイエットの関係 」

汗とダイエットの関係

人体の水分量は、成人でおよそ60%です。
一般的な生活での水分摂取量はおよそ2.5L/日(飲料1.2L、食物1.0L、代謝水0.3L)であり、
損失量もおよそ2.5L/日(尿1.5L、糞便0.1L、不感蒸泄0.9L)で体の水分量が保持されています。

運動をした場合や、気温が高いときは、水分の損失が増えるので、
健康のためには発汗に相当する水分摂取をしなければなりません。
「汗をかけば痩せられる」という考えを持っている方が多いようです。

また、汗だけをかかせるいろいろな商品なども存在しています。
たくさん汗をかけば、その直後は確かに体重が減ります。
でもこれは体の水分を失って脱水状態になっているだけで、痩せるということとは基本的には別になります。

汗の成分は99%以上が水分です。
ダイエットとは体脂肪が減るということであり、決して水分を減らすことではありません。
体脂肪を減らすためには、エネルギー消費量を増やす方法以外はありません。

食事によって摂りすぎたエネルギーは体を動かし、消費することで減量できるんです。
特に運動によって消費すれば、その大部分が熱となって、その熱を体外に逃がすために汗をかきます。
汗をかいて痩せるというのは、運動によってかいた汗からの発想です。

しかし、これはあくまでも運動の結果であって、
汗がでることによってダイエットできるというわけではないんです。
汗をかくことは、デトックスや、循環を上げる為に重要なことです。

でも、汗をかいたから痩せるわけではありません。何度もお話しますが、汗の99%は水分です。
汗をかくということは体の水分を失っているということです。
しっかりと、水分補給を忘れないようにしましょう。

夏のダイエットは体調管理が非常に難しいです。お客様へのアドバイスはしっかりと丁寧に行いましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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