2023年12月18日2023年12月18日大学教授に学ぶ正しい化粧品の知識,美容コラム

注目の美容成分 脂肪を燃焼する「カフェイン」

カフェインの歴史

カフェインは、アルカロイドの一種です。

 

1820年Rungeがコーヒー豆から初めてカフェインを取り出し、その後、茶葉、グァラナ、マテ茶などからも発見されました。

 

その組成はLiebig、Wohlerが決定し、構造はStenhouse の研究に始まり、1895~1899年E. Fischerの全合成により確定されました。

 

 

 

カフェインの効果と作用

上記のほか、コーヒーの種・カカオの種子などにも存在します。

 

中枢神経を刺激することによって眠気や疲労感をとり、頭の重い感じをやわらげる成分です。

 

薬の効果を高めることを目的として鎮咳去たん薬やかぜ薬、鼻炎用内服薬、解熱鎮痛薬、乗物酔い薬、ドリンク剤などに配合されます。

 

カフェインの構図

 

カフェインは中枢神経を覚醒させ、疲労や眠気を軽減します

通常の量であれば学習と記憶に影響し、一般的に反応時間、覚醒、集中、運動コントロールを向上させる作用があります。

 

カフェインは、アデノシン受容体に拮抗することによって覚醒作用、解熱鎮痛作用、強心作用、利尿作用を示します。

 

カフェインは脂肪細胞において中性脂肪の分解を促進し、血中へ脂肪酸やグリセロールを遊離させ易くする作用があり、運動時などには、こうして脂肪細胞から動員された脂肪酸がβ酸化とTCAサイクルによってATP(エネルギー)になります

 

ただし、カフェインの脂肪細胞での中性脂肪の分解促進作用は、血中のインスリンの濃度が高いと阻害されるので、空腹時に摂取する必要があります

 

外用により目のクマに対し血管形成を促し、ランダム化比較試験では浮腫と色素沈着を軽減することか報告されています。

 

セルライト用クリームには、アミノフィリン、テオフィリン、カフェインといったメチルキサンチン類が配合される場合が有り、メタアナリシスの結果、大腿部の太さを中程度に減少させたことが示されました。

 

 

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この記事を書いた人

前田 憲寿 先生

前田 憲寿 先生

*医学博士

*東京工科大学 応用生物学部 教授

*日本スキンケア協会 顧問

*特許庁 機能性皮膚化粧料調査委員会 委員長

九州大学大学院薬学研究科、東北大学大学院医学研究科を経て、資生堂ライフサイエンス研究センター皮膚科学研究所にて主任研究員を務める。2007年に東京工科大学バイオニクス学部教授、バイオ・情報メディア研究科教授に就任。2008年より、同大学応用生物学部、バイオ・情報メディア研究科教授に就任。専門分野は、香粧品科学、皮膚科学、分子細胞生物学、生化学、薬理学など。テレビなどのメディア出演も多数。

 

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