2023年8月3日美容コラム,美容と健康のアドバイス

【美肌のための栄養学】老化の原因は「糖化」から

糖化を防ぐ「GI 値の低い食べ物」について

身体が錆びる「酸化」はかなり周知されるようになりましたが、それと同じく気を付けなければいけないことが「糖化」

これはたんぱく質が糖質と結びつくことです。

血液中に余分な糖質があると、

体内のたんぱく質と結びついて変性させ、

老化促進物質であるAGE(糖化最終生成物)を作り出します。

 

つまり身体が焦げることです。 

 

ホットケーキが熱で黒く焦げる現象がまさに糖化です。

私たちの肌でこのようなことが起こるのを阻止しなければなりません。

 

 

 

 

AGEが体内に及ぼす影響とは

このAGE が体内に溜まることで、体内の老化が進み美を求める方には大敵です。

 

糖化したたんぱく質(肌)は黄色く固くなり、肌の新陳代謝が低下

たるみやしわ、シミの原因につながります。

抜け毛が増え、キューティクルがなくなってしまいます

 

 

糖化を防ぐためのポイント

そんな糖化を防ぐポイントは

「GI 値の低い食べ物を食べる」

「糖化した食べ物を控える」

「抗糖化食材を摂取する」こと!

 

今回は中でも「GI 値の低い食べ物」について

GI はグリセミック・インデックスと呼ばれ、

食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、

摂取2 時間までの血液中の糖濃度を計ったものです。

 

GIの数字でその食品がどのくらい危険かわかります。

 

 

 

 

どんな食材がGI値が低いのか

主食は高GI 値で危険な食べ物も多いですが、

白い物ではなく茶色の物を選ぶことがポイント!

 

嗜好品もGI値は高い食べ物が多いので注意が必要です。

 

間食のオススメはナッツ類ですが、

プリンやカカオ80%以上のチョコレート、ヨーグルトなどは低GI 値食品です。

 

ヨーグルトは無糖がベストですが、

甘味が欲しい場合はハチミツやメープルシロップを使いましょう。

 

肉類・魚類・豆類などたんぱく質食材のものは低GI食材がほとんどです。

 

海藻やキノコ類はさらにそれよりGI 値が低いので料理に活用し、糖化で老化を防ぎましょう。

 

 

まとめ

最後に、食べ方のポイントとして最初に食物繊維を先に食べること。

まずはサラダなどから食べることが糖化を防ぎ美を追求する秘訣です。

今食べている物が未来の自分を作ります。

私たちの身体は食べ物からできていることを常に意識しましょう。

 

 

 

(引用:日本スキンケア協会会報誌vol.15)

 


記事

飯田 真莉 先生

管理栄養士/ サプリメントアドバイザー

株式会社ユー・ディー

クリニックやエステサロンのスタッフ様向けに栄養の勉強会などを実施。

 

 

 

 

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