美容コラム

  • がん緩和ケアにも活用されている“香りの療法”

    がん治療の大きな柱である緩和ケア 一般的に「緩和ケア」と聞くと、がん末期患者の ホスピスを連想される方が多いと思います。 かつては、がん終末期における痛みの治療を中心とした心身的ケアが中心でした。 ところが、厚労省の指針でがん治療に新たな柱ができました。 それが緩和医療(緩和ケア)です。 元々末期がん患者の終末期医療から始まった分野ですが、 今ではがん治療の初期から導入するように薦めら…

  • 一流の女性経営者が実践する 目標達成の方法とは

    「目標達成」と聞くと、時間やタスク管理、 行動習慣を見直す、ということが思い浮かぶかもしれません。 これらもとても大切なことです。   しかし、一流の経営者が一番大切にしていること、それは「感情」なのです。 「感情」をうまく使うことで目標達成することがとても簡単になるのです。     感情をうまく使う例 女性であるなら、誰しも一度くらいは経験があるであろ…

  • 注目の美容成分 抗炎症作用と紫外線吸収作用のある「カミツレエキス」

    カミツレエキスは、 キク科植物ジャーマンカモミール(Matricaria chamomilla Linne.)の花の30w/v%エタノール水溶液による抽出物です。   ジャーマンカモミール(German chamomile)は、 ヨーロッパを原産とし、紀元前1世紀頃には ハーブ療法として評価を得ていたことから 中世には消化器系の不調や膨満感の緩和や睡眠…

  • みずみずしいうるおいのある素肌 “ 皮膚とpH 水”

    肌のpH( 水素イオン指数) は皮脂膜の遊離脂肪酸や汗の成分、菌叢などによって決められ、個人差はありますが、pH は4.5 ~ 6.5 の弱酸性になっています。 脂性肌ほどpH が4.5 に、乾性肌ほどpH が6.5 に近くなります。   市販されている多くの石鹸やボディーソープ、シャンプーなどはpH が10 前後のアルカリ性ですが、皮膚には緩衝能があるので、洗浄後の皮…

  • 多くの女性が願う美白肌。それをさまたげる様々な原因とは②

    前回に引き続き、皮膚科医濱野先生に 『美白戦略』について教えていただきます。   前回の記事はコチラ   女性の肌トラブルの定番、お顔の赤みの原因 メラニン以外、色むらに関わる大きなものに顔の赤み、血管拡張があります。 赤みが増した上にメラニンがあると余計濃く見えることがあります。 成人女性の場合、ほとんどのかたが赤みを伴う肌です。   その原因の多く…

  • 多くの女性が願う美白肌。それをさまたげる様々な原因とは①

    今回と次回の2回に亘って、皮膚科医濱野先生に 『美白戦略』について教えていただきます。   あなたが求めている「美白」とは? 春になると雑誌などには美白という言葉が出始めます。 さて、『美白』とは具体的にどういうことでしょうか? 美白は、肌そのものの色をより白くする、 全体の色むらを改善する、しみ一つ一つをとるなど様々な意味が込められています。 当…

  • 【おすすめのストレッチをご紹介】胸郭と呼吸運動

    寒くなると現れる縮こまった姿勢。 このような姿勢の構成には胸郭が関わっています。   胸郭とは12個の胸椎と12 対の肋骨、1 個の胸骨からなり、かご状を形としています。 胸郭の役割としてはひとつは心臓や肺などの内臓器の保護 もう1つは筋肉と連動して呼吸運動を行うことです。   無意識で行っている呼吸もこれら胸郭の働きによるもので …

  • みずみずしいうるおいのある素肌【角層の水】②

    前回に引き続き、大学教授に教わる みずみずしいうるおいのある素肌【角層の水】② をご紹介します。   皮膚表面を美しくきれいに保つためには、角層の柔軟性を 維持することが重要であり、角層の柔軟性維持には“結合水”の存在が何にもまして重要です。 角層中のNMF やタンパク質などと水との結合により角層は柔軟化します。 角層中で水をしっかり結合させた状…

  • みずみずしいうるおいのある素肌【角層の水】①

    大学教授に教わる みずみずしいうるおいのある素肌【角層の水】① をご紹介します。     皮膚の最外層には、角質細胞が 15 ~ 20 層に積み重なった厚さ 20 μ m 程度の角層があります。   角層は皮膚を乾燥などから守るバリア機能を担っています。   角層の柔軟性は、その水分量によって変わり、10…

  • 美容とアンチエイジングと密接な関係がある『自律神経』について②

    前回に引き続き、皮膚科医に学ぶ 【美容とアンチエイジングと密接な関係がある『自律神経』について】 をご紹介します。   生活習慣の改善こそが、アンチエイジングの近道 自律神経のバランスが崩れる典型的な生活スタイルに睡眠不足があります。 睡眠不足は一般的に副交感神経の働きが下がり、 交感神経が優位になると言われています。 その状態では、末梢の血管は細くなり、つまり血の巡りが悪く…