美容コラム

  • 【皮膚科医に学ぶ】皮膚血管の重要性②

      前回に引き続き、皮膚血管の重要性についてご紹介します。 前回の記事はコチラ   皮膚に分布する血管は、深部の皮動脈から分岐し皮下組織から上行すると、真皮深層で多数の分枝が吻合、網の目状を呈します( 真皮深層血管叢)。   さらにそこから真皮上層へさらに網の目状の吻合を構成( 乳頭下血管叢) して小動脈となり、最終的に真皮乳頭層で…

  • 【皮膚科医に学ぶ】皮膚血管の重要性①

    以前「血管と美容」という内容を掲載したのを覚えていますか?   血管や血流というものがいかに皮膚にとって大切であるか、生命線であるか、そしてゴースト血管やTie2 レセプターについてお伝えしました。   今回はさらに、皮膚の血管が具体的にどのようなものかを説明していきます。     血管は動脈と静脈、毛細血管からなり…

  • 【皮膚科医に学ぶ】意識してみてよう “ビタミンB群”②

    前回に引き続き 今回も皮膚科医 濱野先生から学ぶ“ビタミンB群”についてご紹介いたします。 (前回の記事はコチラ)   ビタミンB 群は、水溶性ビタミンのうち B1、B2、B3(ナイアシン)、 B5(パントテン酸)、 B6、B7( ビオチン)、 B9 ( 葉酸)、 B12 の総称です。     ビタミンB群が不足すると? 結論から言うと、この…

  • 【皮膚科医に学ぶ】意識してみてよう “ビタミンB群”①

    今回と次回の2回に亘り 皮膚科医 濱野先生から学ぶ“ビタミンB群”について ご紹介いたします。   ビタミンはどのような物なの? 皆さんはサプリメントというと真っ先に思い浮かべるのが、ビタミンではないでしょうか。 ビタミンは生物が生存するために 微量に必要な栄養素のうち、 炭水化物・タンパク質・脂質以外の有機化合物と定義されています。 &nb…

  • 【皮膚科医に学ぶ】サプリメント の有効活用②

    前回に引き続き 『サプリメント の有効活用』についてご紹介します。   生きていく上でビタミンCは必要ですが、 通常の食事だけでは必要最低限です。 健康のため、アンチエイジングのため、疾患予防のためとなるとさらに摂取量が必要となります。   だからこそサプリメントを活用することは大きな意義があるのです。     サプリメントを摂取するメリッ…

  • 【皮膚科医に学ぶ】サプリメント の有効活用①

    今回と次回の2回に亘り、 『サプリメント の有効活用』についてご紹介します。   サプリメントの意味は『不足する栄養素を補う』ことにあります。     『サプリメントは継続性が生命線』その理由とは 昨今、健康意識や疾病予防も相まって、世の中サプリメントが多く出回っています。 また活性酸素や抗酸化ブームもあり、新たな成分もでてき、 サプリメント市場も勢いを…

  • 【皮膚科医に学ぶ】血管は構造も機能も正常であることが 健康や美の秘訣②

    前回に引き続き 皮膚科医に学ぶ血管と美容の関係についてご紹介します。   血流を支える血管について 血管は動脈と静脈、毛細血管からなります。 血液は心臓→動脈→毛細血管→静脈→心臓(簡略)とめぐり、 めぐらせるためのポンプの役割が血管です。 各臓器、組織は動脈から運搬された酸素や栄養をもらい、 静脈やリンパ管で老廃物を排出してもらいます。   動脈は、外・中・内…

  • 【皮膚科医に学ぶ】血管は構造も機能も正常であることが 健康や美の秘訣①

    今回と次回の2回にわたり 皮膚科医に学ぶ血管と美容の関係についてご紹介します。     血管は構造も機能も正常であることが 健康や美の秘訣 生活習慣病がクローズアップされ、 予防医学の重要性が広まりつつあるなか、 テレビや雑誌ではよく血管エイジングの話題が取り上げられています。 生活習慣病の予防や健康である基本は血管・血液にあることが認識され始めています。 &nb…

  • 肌をキレイにするための腸活①

    腸内環境、腸内フローラ、腸活、、、 さまざな言葉が、「美容と腸」の話題で使われています。 腸は、第二の脳と言われるぐらい全身をコントロールしており、腸脳相関なんて言葉もあります。 肌もその支配下にあるというのは有名な話です。 身近なとこでは、便秘と肌荒れなんて、皆さんご存知だと思います。     消化管という臓器は、食べ物を消化・栄養を吸収し、また排泄をする臓器で…

  • ビタミンA と アンチエイジング②

    前回に引き続き 『ビタミンA と アンチエイジング』についてご紹介します。     ビタミンAの体への影響 前回お話したように、ビタミンA は とても優秀な物質であるにもかかわらず、 ピーリング的な要素があるためか、 または赤みや乾燥が現れることもあるので敬遠されがちです。   しかしアンチエイジングという観点からは 皮膚にとって必要な物質であるため…