美容コラム
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美容&スキンケア情報「注目の美容成分 『美白剤としての「ニコチンアミド(ビタミンB3)」』」
2018.8.22
今日は、注目の美容成分 『美白剤としての「ニコチンアミド(ビタミンB3)」』について記載いたします。 ニコチンアミドは、ナイアシンアミド、ビタミンB3と呼ばれることもあります。 ニコチンアミドの特徴 ビタミンB群の一種で、人体のエネルギー代謝における酸化還元反応に用いられる補酵素の原料であり、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)となり補酵…
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ローヤルゼリーを超える美容成分「燕の巣 (燕窩)」
2018.8.22
今日は、注目の美容成分 『ローヤルゼリーを超える美容成分「燕の巣 (燕窩)」』について記載いたします。 燕の巣(燕窩)の特徴 燕の巣(燕窩)は、古くから美容と健康に良いとされている漢方食材であり、楊貴妃は燕窩を食べることで、その美貌を維持していたのではないかといわれています。 燕窩は、東南アジア沿岸に生息するアマツバメ目アマツバメ科アナツバメ類の巣…
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美容&スキンケア情報「注目の美容成分 『タンパク質分解酵素「EXFOCELLIA」』」
2018.8.21
今日は、注目の美容成分 『タンパク質分解酵素「EXFOCELLIA」について記載します。 古くから活用されてきた酵素 日本では江戸時代にウグイスの糞を用いた洗顔が行われていました。 このウグイスの糞には、タンパク質や脂肪を分解する酵素が含まれており、肌を美しく清潔に保つ効果があったと言われています。 また、パパイアの外果皮…
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美容&スキンケア情報「注目の美容成分 『オスモライト「エクトイン」』」
2018.8.20
オスモライトとは、生物において主に浸透圧を調節する化学物質のことです。 細胞外部の浸透圧ストレス(浸透圧勾配)による細胞内への水の流入あるいは細胞外への水の排出を調節して細胞容積を保持する機能があり、酵素などのタンパク質の構造や機能を安定化してタンパク質を変性から守る働きがあります。 塩生植物では塩の浸透圧ストレスに対しては、プロリン、バリン、イ…
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高分子と低分子では役割が違う「ヒアルロン酸ナリウム」
2018.8.20
ヒアルロン酸は哺乳類の結合組織中に大量に分布しており、臍帯、皮膚、大動脈、腱、関節液などに多く含まれています。 1934年にMeyerらにより牛の眼の硝子体から分離、命名された代表的なグリコサミノグリカン(ムコ多糖)です。 ヒアルロン酸は、D -グルクロン酸とN-アセチルグルコサミンのニ糖単位の連結を基本とする鎖状の巨大分子であり、他のおもなグリ…
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美容&スキンケア情報「注目の美容成分 『生体適合性ポリマー「ポリクオタニウム-51」』」
2018.8.18
今日は、注目の美容成分『生体適合性ポリマー「ポリクオタニウム-51」』について記載いたします。 ポリクオタニウム-51は、2-メタクロイルオキシエチルホスホリルコリン(MPC)とメタクリル酸ブチルとのリン脂質ポリマーで、約2,000個の分子が化学結合した構造をした生体適合性ポリマーです。 一般的に、生体適合性ポリマーは生体にやさしいポリマーのこと…
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【注目の美容成分】できたシミを薄くする水素
2018.8.17
今日は注目の美容成分「できたシミを薄くする水素」について記載します。 水素の身体においての効果 水素自動車などでクリーンエネルギーとして注目されている水素ですが、生体においても水素は悪玉活性酸素であるヒドロキシラジカルを無害化して、酸化ストレスから細胞を守る健康機能があることが報告されています。 活性酸素を除去する物質としてはビ…
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注目の美容成分 『若返りのビタミンE』
2018.8.17
今日は、注目の美容成分「若返りのビタミンE」について記載いたします。 ▶関連記事:ビタミンEとお肌の関係性 ビタミンEについて 1922年にH.M.EvansとK. S.Bishopが、ラットの妊娠に必要である食事因子‘Factor X’を報告し、これを2年後にB.SureがビタミンEと命名しました。 …
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美容&スキンケア情報「注目の美容成分 『肌の保湿機能と保護機能のあるアロエの粘液』」
2018.8.16
今日は、肌の保湿機能と保護機能のあるアロエの粘液について記載させていただきます。 アロエとは アロエは植物学上、ユリ科アロエ属に分類される常緑多肉植物であり、品種としては300種以上が存在します。 アロエの原生地は熱帯、亜熱帯地域で、北アフリカの地中海沿岸、カナリア群島、アラビア半島の南海岸などに広く分布しています。 クレオパトラ女王の美貌の…
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美容&スキンケア情報「注目の美容成分 『皮膚や粘膜の健康維持を助けるパントテン酸』」
2018.8.14
注目の美容成分『皮膚や粘膜の健康維持を助けるパントテン酸』 パントテン酸は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素のひとつです。 パントテン酸は「至るところに存在する酸」という意味を含み、その名の通り様々な食品に含まれています。 パントテン酸は、生体内でCoA(補酵素A)の構成成分となり、広範な代謝に関与します。 CoAは炭水化物、脂肪の代謝においてアセチルCoA となり、活性なアセ…