美容コラム
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エレクトロポレーションというもう一つの導入方法
2023.4.21
「イオン導入」は、昔からある有効成分導入法です。 15年くらい前から日本でもこれに加えて 「エレクトロポレーション」という 新しい導入技術を、美容で行えるようになりました。 エレクトロポレーションは、微弱な電気を肌に流し、 肌表面、特に角質細胞間に通り道を作る、 また細胞膜にも孔を作ることができる有用な方法です。 美容では主に前者を狙っ…
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イオン導入の使い道
2023.3.24
ホームケアの代表格である「イオン導入」。 昔からある美容方法であり、名前は違えど、皮膚科治療としてある「イオントフォレーシス」も同じものです。 イオン導入は、肌に電気を流して、その極性、電気的な反発力を利用して、有効成分を送りこむ方法です。 ホームケア機器であれば、自宅でできるので手軽さはあるものの、面倒になって、棚の片隅に置きっぱなし、、、なんてこともあるで…
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ビタミンCのあれこれ⑪
2023.3.1
関連記事:ビタミンCのあれこれ①に関する記事はコチラ 関連記事:ビタミンCのあれこれ②に関する記事はコチラ 関連記事:ビタミンCのあれこれ③に関する記事はコチラ 関連記事:ビタミンCのあれこれ④に関する記事はコチラ 関連記事:ビタミンCのあれこれ⑤に関する記事はコチラ 関連記事:ビタミンCのあれこれ⑥に関する記事はコチラ 関連記事:ビタミンCのあれこれ⑦に関する記事はコチラ 関連記事…
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『ボトックス注射』は、良い?悪い?≪前編≫
2023.1.13
「ボトックス注射」の話をすると、ネガティブなイメージをお持ちのかたは多くいらっしゃいます。 しかし、そのようなかたが実際ボトックス注射を受けてみると、「早く始めれば良かった、なんでやらなかったのだろう」と思うことが多いようです。 結論から言うと、アンチエイジングの観点から、ボトックス注射は良いものです。 ただ、理解せず、安易に受けてしまうとネガティブなイメージ…
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専門皮膚科医が語るしみの種類②【そばかす(雀卵斑)】について
2023.1.6
前回に引き続き、しみ、つまり“色素斑”に部類される皮膚病変についてご紹介します。 今回は、『そばかす(雀卵斑)』です。 『専門皮膚科医が語るしみの種類①【老人性色素斑】について』はコチラ そばかす(雀卵斑) そばかすの多くは遺伝的要素があることが多いものです。 小児期から出現、ある時期に日焼けを強くすると悪化します。 色の増減はあっても、生涯…
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ビタミンCのあれこれ⑩
2023.1.5
▶▶関連記事:ビタミンCのあれこれ① ▶▶関連記事:ビタミンCのあれこれ② ▶▶関連記事:ビタミンCのあれこれ③ ▶▶関連記事:ビタミンCのあれこれ④ ▶▶関連記事:ビタミンCのあれこれ⑤ ▶▶関連記事:ビタミンCのあれこれ⑥ ▶▶関連記事:ビタミンCのあれこれ⑦ ▶▶関連記事:ビタミンCのあれこれ⑧ ▶▶関連記事:ビタミンCのあれこれ⑨ &n…
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専門皮膚科医が語るしみの種類③【肝斑】について
2022.12.28
前回・前々回ご紹介しました、シミの種類。 今回は、『肝斑』です。 『専門皮膚科医が語るしみの種類①【老人性色素斑】について』はコチラ 『専門皮膚科医が語るしみの種類②【そばかす(雀卵斑)】について』はコチラ 色素斑の中でも一番厄介な肝斑。 これは肌の色素を産生する機序が亢進しており、 ちょっとした刺激でメラニン産生が強まっ…
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専門皮膚科医が語るしみの種類①【老人性色素斑】について
2022.12.23
しみ、つまり“色素斑”に部類される皮膚病変はたくさんあります。 皆さんも知っているところでは、老人性色素斑、そばかす(雀卵斑)、肝斑でしょうか。 これらしみの色はメラニン色素によるものです。 同じメラニンであるのに、病名はこの他にもたくさんあるのです。 実はしみの場所、発症経緯、経過によって皮膚科病名があるのです。 上記した色素斑について今回は【老人性色素斑】を見てみまし…
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美の目標・・その前にやることは?
2022.12.16
こんにちは。 美に対する目標を意識することは、美への第一歩なのではないでしょうか? 人間は成長期を過ぎれば、老化する一方です。 それに対して何も行動を起こさなければ、見た目の印象もそして気持ちも老いてしまいます。 『いつまでも若くありたい』という意識があるならば、 1日でも早く『美への目標』を決めることをおすすめします。 その目標が定まれ…
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あまり触れてはいけない皮膚状態
2022.12.14
皮膚は人体の最外層にあるため、様々な刺激を受けやすい臓器です。 ある程度は“外界からの刺激に対する壁”となり人体を 守っていますが、慢性的なものや強い刺激を受けてしまうと、お肌はあらゆる症状を呈し、変化を起こしてきます。 膚科の教科書には必ず『発疹学』という項目があり、 これは皮膚科医にとって基本であり、重要なもので、診て触って診断する方法です。 皆さん、…