HOME >> スキンケア・美容職業用語集
あ行 | |
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医薬部外品 | 医薬品と化粧品の中間にあたるもの。
薬事法で定められたもので、医薬品ほどではないけれど人体への改善効果や予防効果などが認められます。薬用歯磨き粉や育毛剤、薬用化粧品、ベビーパウダー、制汗剤などがあてはまります。 |
オーガニック化粧品
・オーガニックコスメ |
![]() 無添加だから安心、オーガニックだから肌に優しいと思いこまず、他の化粧品同様に成分を確認し、自分の肌に合っているかどうかで使い分けることが大切です。 |
か行 | |
界面活性剤 | 化粧品などに含まれる、水と油をなじませるための成分。
これにより、皮膚や衣類、食器などの汚れを落とす洗浄や、乳化、泡立ち、帯電防止などの作用をもたらします。食品添加物、洗剤、化粧品、殺虫剤、工業製品などに含まれています。 |
角質層 | ![]() 外側から表皮・真皮・皮下組織で構成される皮膚の表皮においてもっとも外側にあり、ターンオーバーによって角化した(死んだ)細胞「角質細胞」、表皮細胞が角化する過程で生成される「角質細胞間脂質」で構成されています。外部刺激から皮膚を守り、内部の水分が蒸発しないように閉じこめる役割を持っています。 |
乾燥肌・ドライスキン | 皮脂の分泌が少なく、水分が不足している肌状態のこと。年齢・生活習慣・気候などの要因で皮脂量や天然保湿因子(NMF)の低下、角質細胞間脂質の減少が起こることで肌の保水機能が低下し、カサつきや柔軟性・弾力の低下などが起こります。 |
肝班 | 色素斑(シミ)の一種。眼の外側にできやすく、30~40代の女性に多く見られます。
女性に多く妊娠・出産時や更年期に出現するため、女性ホルモンや紫外線、ストレスなどが原因とされています。トラネキサム酸などの内服、美白剤の外用、ケミカルピーリングなどに効果があり、反対にレーザーを照射すると悪化するという性質を持っています。 |
キメ | ![]() 「キメが整っている」とは凹凸が均一にそろい三角形が並んでいる状態のことで、透明感などの見た目の美しさにつながります。乾燥などで凹凸が不揃いになると、キメが粗くなり、肌のくすみなどにつながります。 |
クマ | 目の下にできる黒ずみのこと。遺伝、皮膚の薄さ、血行不良、貧血、むくみ、シミ・くすみ、疲労、肝疾患、年齢などの要因で起こり、原因によって茶色っぽく見えたり、黒ずんで見えたり、青っぽく見えたりすることがあります。 |
毛穴 | 毛穴に皮脂が溜まると角栓となってニキビの原因になり、また年齢などによって肌のキメが粗くなると毛穴が広がったり垂れ下がったりします。 |
混合肌 | 部分ごとに状態が異なる肌タイプのこと。
額や鼻筋(Tゾーン)は脂性肌なのに頬や顎は乾燥肌といった肌を指します。日本人の多くが混合肌とされており、部分に分けたうえで乾燥や皮脂分泌の度合いに応じたスキンケアが必要になります。 |
さ行 | |
紫外線 | ![]() |
脂性肌・オイリー肌 | 皮脂分泌量が過剰なために、テカテカとした見た目になる肌タイプのこと。ストレスや遺伝などによって男性ホルモンの一種が作用し、皮脂腺の分泌活性が高まることで分泌量が増えます。主に思春期に皮脂分泌量が高まる傾向にあります。 |
シミ | 肌にできる黒ずんだ色素斑のこと。
多くの場合は、紫外線を浴び続けることで皮膚細胞を守るために生成されるメラニン色素が皮膚に沈着することで発生する老人性色素斑のことを指します。 |
女性ホルモン | 女性の体に大きく作用する性ホルモンのこと。
卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(ゲスターゲン)があり、排卵や妊娠・出産を筆頭に、肌や髪・爪などのハリや潤い、骨密度やコレステロール量の調整、女性らしい丸みを帯びた体つき、精神の安定といったさまざまな部分に影響を及ぼします。 |
シワ | 皮膚にできる溝のこと。多くの場合は目元、口元、眉間などに起こります。小じわ(ちりめんじわ)は年齢とともに乾燥が進んで表れ、表情を戻しても残る表情じわは紫外線などによって肌の形状記憶力が弱まるとできやすく、もっとも代表的なしわ(真皮じわ)は老化や紫外線によってコラーゲン・エラスチンが減少し皮膚表面がたるむことで起こります。 |
た行 | |
たるみ | 皮膚が垂れ下がること。年齢や紫外線の影響によりコラーゲンなどが減少することで弾力が失われ、かつ筋肉も衰えることで、皮膚が重力に逆らうことができず、下がっていってしまい起こります。 |
ターンオーバー | 肌の新陳代謝のこと。表皮の内側にある基底層で生まれた細胞が表面に押し上げられ、角化して剥がれ落ちるまでの一連のサイクルを指します。周期は一般的に28日ですが、体の部位によって異なり、また加齢と共に新陳代謝が低下して周期が少しずつ遅れていくとされています。 |
な行 | |
ニキビ | 「尋常痤瘡」といわれ、皮膚疾患の一つです。思春期の男女に多く見られ、特に脂性肌の人によくできます。
毛包の角質が厚くなって毛孔を狭くすることで、皮脂が皮膚表面へ流れるのを妨げ、結果的に毛包に詰まってしまうことでニキビが形成されていきます。 |
は行 | |
皮脂腺 | 皮脂分泌を司る腺のこと。特に発達しているのは頭皮で、髪を保護するために多量の皮脂を分泌させます。ストレスなどによって皮脂腺が活発になると、皮脂分泌量が増えてニキビなどの皮膚疾患につながることがあります。年齢や季節によっても変化します。 |
敏感肌 | 主に乾燥によってバリア機能が低下し、外部の刺激を受けやすくなっている肌状態のこと。日光や髪の毛、化粧品などによってかゆみやヒリつき、かぶれ、赤みなどが起こります。ストレスや生活習慣、花粉やアレルギーなどが原因で起こることが多く、現代人に特に増えています。 |
ほうれい線 | ![]() |
ま行 | |
メラニン色素 | メラニンが作り出すメラノサイトが紫外線などに当たることで、皮膚を防御するために生成される色素のこと。メラニン色素がなければ紫外線をわずかに浴びただけで水ぶくれや炎症、皮膚がんなどを起こしてしまいます。紫外線を跳ね返すために作られ、ターンオーバーによってメラニン色素を含んだ皮膚細胞が表皮に表れることでシミとして表面化します。 |
化粧品会社スタッフ | 化粧品を製造・販売する会社で働くスタッフのこと。いわゆる店頭販売を行う美容部員に限らず、営業・研究開発・販売・マーケティング・PRなど一般企業としてさまざまな職種が存在します。 |
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美容部員・化粧品販売員
・ビューティーアドバイザー |
百貨店やバラエティショップ、ドラッグストアなどの店頭において、化粧品の紹介と販売、カウンセリングなどを行います。スキンケアやメイクアップの知識やテクニックはもちろん、接客業であるためコミュニケーション能力やカウンセリングスキルも求められます。 |
エステティシャン | ![]() |
セラピスト
・アロマセラピスト |
広い意味では、心理療法なども含めて何らかの療法を施す職業。美容関連ではアロマセラピストが代表的です。アロマオイルを使って精神面でのカウンセリング、美肌や痩身といった身体面でのトリートメントを行います。香りの知識だけでなく、カウンセラーやエステティシャンに近い領域での知識・技術が求められます。 |
整体師・カイロプラクター | 手技やマシンを駆使して体のケアを行うスペシャリスト。筋肉をほぐす、骨格を矯正するといった方法で、お客様の全身のケアを行います。なお、これらの施術は民間療法・類似療法にあたり、民間資格にてその職能が証明されます(類似する鍼灸師や柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師は国家資格)。 |
ネイリスト | ![]() |
美容師・理容師 | 美容師は髪の毛のカット、カラー、パーマ、メイクアップなどを行う美容の専門家。理容師は、カットや顔そりなどを行う利用の専門家。いずれも国家資格の取得が必要で、美容業・理容業は同一の店舗で同時に営業することはできません。 |
メイクアップアーティスト | ![]() |
看護師 | 医療・保健・福祉の関連施設において、医師の補助や患者の援助などを行う医療従事者です。医療のあり方が多様化してきた現代において、医療の専門知識・技術だけでなく、介助や支援といった生活に入り込んでのケアの知識・技術も求められます。 |
介護福祉士・ホームヘルパー | 福祉施設などにおいて介護を中心に活動する有資格者。老人介護施設での老人介護や、社会福祉施設における障害者介護、生活指導員・児童指導員としての自立した生活の援助などを行います。人間の尊厳という根源的な部分から、疾病への理解、そしてコミュニケーションやカウンセリングまで幅広い知識と技術が求められます。 |
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