シワができる原因②真皮コラーゲン層

今回は、『シワができる原因②真皮コラーゲン層』についてお伝えしていきます。

前回記事：シワができる原因➀表情筋

表情に伴うシワは表情筋が関与するとともにその動きを

吸収する部位として皮膚コラーゲン層があることをお話しました。

復習ですが、表情筋は皮膚に接している、

またはついていることが多いため筋肉の動きが

皮膚へダイレクトに伝わりやすいです。

しかしその皮膚、特に真皮コラーゲン層がしっかりしていると

表情筋の動きをある程度緩和することができます。

逆を言うと老化や紫外線の影響とともに現れるコラーゲン層の

脆弱化はシワの増強となるのです。

皮膚真皮コラーゲン層は膠原線維と弾性線維二つの線維成分

からなりそれらは支持組織として働いています。

しかし加齢とともに産生数が減るうえに分解のスピードが増し、

また通常のコラーゲンでない変性したものも増えていきます。

もちろんこれは加齢だけでなく紫外線や不規則、

不摂生な生活でも起こりうることです。

当院でもボトックス注射によるシワ治療のみならず

皮膚真皮コラーゲン層を改善する治療(フォトフェイシャル、

RF機器、水光、リジュラン注射など)を併用することをお伝えしております。

記事

濱野英明　先生

テティス横濱美容皮膚科院長

日本皮膚科学会皮膚科専門医

日本スキンケア協会顧問

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