2021年3月2日2024年1月18日スキンケアの基礎知識,美容コラム

正しい洗顔 肌タイプ別のポイント

本日は、「正しい洗顔 肌タイプ別のポイント」についてお伝えします。

 

正しい洗顔の仕方って、習ったことがない方がほとんどですよね。

 

「スキンケアの基本は洗顔にはじまり、洗顔に終わる」と言われているくらい重要な工程である洗顔を、自己流洗顔になっていないか見直してみませんか?

 

(以下は、メイクはオフしてある、またはメイクをしていない肌という前提です。)

 

 

普通肌

キメも整っていて、乾燥肌、ニキビ、シワなどのトラブルも無い、二の腕の内側の様な肌

 

正しい洗顔ポイント

よく泡だてた柔らかい泡で、お肌の外側に付いた油性の汚れ、クレンジング剤の残りを優しく洗い流します。

 

既に整っている角質層を守る様に、サッと数十秒で洗い流しましょう。

 

 

乾燥肌

角質層が乱れキメが開いた状態になり、外側からの刺激に弱く、内側の水分も蒸発し、肌がカサカサで、シワ、シミ、などのトラブルが出来やすい肌

 

正しい洗顔ポイント

洗顔料に、スクワランオイルや、ヒアルロン酸、セラミドなどの潤い成分が含まれている洗顔料や、ココイルグリシリンKや、ラウロイルメチルアラニンN aなどの、アミノ酸系の界面活性剤がメイン成分に使われている洗顔料を選びましょう。

 

アミノ酸とは肌を作っているタンパク質の一種なので,肌に負担をかけずに優しく洗い流す事ができます。

 

 

 

脂性肌

過剰に皮脂が分泌された状態で、テカリ、皮脂の詰まり、毛穴の開きや、ニキビ、皮脂の酸化した臭いが気になる肌状態

 

正しい洗顔ポイント

脂性肌には、溜まりやすい皮脂をしっかりと落とす事が重要となります。

 

 

石鹸や、エーテルカルボン酸系などの成分の入った洗浄力の高いものや、酵素ピーリング、AHA、PHAなどのピーリング成分の入った洗顔、またはカオリンなどの汚れを吸着させて落とすクレイ洗顔、悪化したニキビの場合は、グリチルリチン酸2K などの抗炎症作用や殺菌力のある洗顔を選びましょう。

 

 

 

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敏感肌

肌荒れて、赤くなりヒリヒリしたり、痒みが出たりする。

 

乾燥肌を合併している事が多い

 

正しい洗顔ポイント

刺激の少ない洗顔を選び、刺激を与えない洗顔の時間は短く数十秒で終わらせる様に意識しましょう。

 

なるべくアレルギーテスト済みのもや敏感肌にヒリヒリが出ないかをテストする、スティンギングテスト済みの商品を選び、エタノールはもちろん、香料、香りづけ用のエッセンシャルオイルなども、敏感なお肌の刺激になる事があるので、入っているものは控えましょう。

 

敏感肌用でアミノ酸系成分が主なものがおすすめです。

 

 

混合肌

インナードライとも言われますが、皮脂分泌は過剰だけど、水分量の少ない肌をいいます。

 

正しい洗顔ポイント

この場合は、まず、乾燥のケアを参考にして洗顔を行い、後の保湿で油分などを調整しましょう。

 

 

 

正しい洗顔方法

①手をしっかり洗った上で、泡立て用ネットを使って、キメの細かい濃密な泡を作ります。

 

ャンプーやトリートメントなど頭髪のケアが終わった後がおすすめのタイミング!

 

 

皮脂分泌の多いTゾーン(額、鼻)から、円を描くように、やさしく泡を使って洗いましょう。

 

なるべく指が、皮膚につかないように、泡を転がして肌の汚れを取りましょう。

 

ゴシゴシと肌を擦ったり、長時間洗顔料を肌につけたままにするのはやめましょう。

 

 

③頬、フェイスライン、口元も、円を描くようにやさしく洗いましょう。

 

頬骨の周辺は、乾燥しやすいので、短時間で終わらせましょう。

 

また、生え際や顎の下などは、洗う時に抜かしやすい箇所なので意識して洗いましょう。

 

 

④目元を洗います。

目元は皮脂がすくないため、特に摩擦を与えるような洗顔を行うと、皮膚表面に細かい傷がつき、乾燥やシワの原因に。

 

また、まぶたは体の中でも最も皮膚が薄く、強く洗うと皮膚がよれることもあるので,注意して洗うことをおススメします。

 

 

⑤すすぎ残した洗顔料は、肌荒れの原因になるので、しっかりと顔全体をすすぎましょう。

 

この時も肌をこすらないように注意して、熱すぎるお湯ですすぎを行うと、必要な皮脂も取り除いてしまうので、30度前後のぬるま湯で行いましょう。

 

 

⑥顔の水分をタオルで押さえましょう。

 

顔をこすらないように、タオルを顔にのせるようにして水分を取ることがポイントです。

 

 

 

まとめ

肌の状態は毎日違います。

 

肌に合った、正しい洗顔料を使い、肌に負担のない正しい洗顔を行う為にも、毎日洗顔前に、ご自身の肌状態をよく観察して、お肌に合った正しい洗顔を探してみてくださいね。

 

洗顔をする女性のイラスト

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

日本一のエステティシャンエステ王子 width=

小野 浩二 先生(エステ王子)

*エステティックコンテスト全国大会1位

*ビューティ&ウェルネス専門職大学 准教授

*日本スキンケア協会 代表理事

*日本エステティック業協会(AEA)認定講師

大手エステティックサロンにて、技術、売上げ、カウンセリング入会率No.1になった経験を持ち本店店長を歴任。わずか2年でエリアマネージャーとなる。その後、大学院に進学しダイエットや生活習慣病などの研究を行い、修士号を取得。2008年日本エステティック協会創立35周年記念エステティックコンテスト全国大会で「優勝」。フェイシャル、ボディのテクニックが評価され日本一のエステティシャンとなり、メディア等で「エステ王子」として話題となる。現在はサロンでの現場経験を活かし、人材教育に力を入れる。また、医師、大学教授、厚生労働省研究班とともに研究事業にも積極的に取り組んでおり「正しいスキンケア」や「正しいエステ」の普及を行っている。テレビ出演多数。著書・DVDは26冊出版。

 

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