美容&スキンケア情報「みずみずしいうるおいのある素肌 CE」

 

CEとはCornified Cell Envelopeの略で、角化不溶性膜のことになります。
このCEについて記載いたします。

角層の構造は、ブロックとモルタルに例えられます。
すなわち、ブロックに相当する扁平な角質細胞と、
その間を埋めるモルタルに相当する角質細胞間物質によって角層は構成されています(図1)。

 

 

 

 

角質細胞間は、角質細胞間脂質相と水相が交互の多層状(ラメラ)になっています(図2)。
水相にはNMF(Natural Moisturizing Factor)と呼ばれるアミノ酸等の保湿成分があります。
このラメラ構造の角質細胞間脂質の土台となり
角層バリア機能の基礎を形成しているのがCEです(図2)。

 

 

 

 

CEとはCornified Cell Envelopeの略で、角化不溶性膜のことです。
角質細胞は、ケラチン線維を主成分とし、それを包むCEから構成されています。

CEは、表皮角化細胞の分化(角化)にしたがって
産生される複数のCE前駆体タンパク質が、
トランスグルタミナーゼという酵素により架橋され不溶化して形成されます。

CEはタンパク質同士の架橋によって堅牢な構造をとるとともに、
さらに、その一部には、セラミドなどが共有結合し、
疎水的な構造をとることで、前述した角質細胞間のラメラ構造の土台を
供給し角層バリア機能の基礎を形成します。

CEが正常に形成された角層では、角質細胞間脂質がきちんと配列でき、
バリア機能が保てるということです。
CEがあたかも脂質によってコーテイングされたかのような
形態として観察されるので、
特にこの脂質部分を(Cornified Cell Lipid Envelope; CLE)と呼ぶ場合もあります。
完成したCEは疎水性に富むという特徴があり、
CEが未熟なまま角層の表層まで至ってしまった肌は、
十分なバリア機能を果たすことができません。

 

このように、みずみずしくうるおいのある素肌を保つためには、
NMFが十分に産生されることに加えて、完成したCEをもった
角質細胞になるように表皮が十分に角化していることが必要なのです。
特にトランスグルタミナーゼ1がCEの形成および角質層の成熟にとって不可欠なので、
トランスグルタミナーゼ1を増加させる成分を配合した化粧品にはスキンケア効果が期待できます。

 

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

プロとして
自信を持って美肌アドバイスができるようになる!
『スキンケアアドバイザー資格』通信講座
https://skincare.or.jp/adviser/

JSA 無料メルマガ
http://goo.gl/XDoaBd

JSA Facebookページ
https://www.facebook.com/skincare.kyokai