2018年8月28日2018年8月28日スキンケアの基礎知識,美容コラム

美容&スキンケア情報「注目の美容成分 『皮膚の老化を防ぐエイジングケア素材「ポリアミン」①』」

注目の美容成分 『皮膚の老化を防ぐエイジングケア素材「ポリアミン」①』

今日は、注目の美容成分 『皮膚の老化を防ぐエイジングケア素材「ポリアミン」①』について記載いたします。

 

ポリアミン (polyamine) は、第一級アミノ基が3つ以上結合した直鎖脂肪族炭化水素の総称で、2つ結合したジアミンを含める場合もあります。
生体中に含まれ、細胞分裂や蛋白合成などの活動に関与しています。
ポリアミンは母乳にも含まれ、出産後10日から2週間前後に特に多くなります。

 

消化器の成熟化など、乳児の成長促進に寄与していると考えられ、乳児用粉ミルクに添加する例もあります。
また、記憶に関与するともいわれています。
加齢によって、体内のポリアミンは減少する事が知られており、老化との関連も示唆されています。

 

 

 

 

ヒトの生体の場合、20種以上のポリアミンが含まれるといわれています。
マウスにポリアミン濃度の高い餌を与え続けると寿命が延長するだけでなく、活発に動き、毛なみも良くなったと報告されています。
ポリアミンは大豆、きのこ類などに含まれており、特に大豆を発酵させた納豆や味噌にはポリアミンが豊富に含まれています。

 

その他、白子、貝類にも豊富に含まれています。チーズなどの発酵食品などにも、
微生物が生成したポリアミンが多く含まれており、しいたけ、マッシュルーム、鶏肉などにもポリアミンは含まれています。
ポリアミンを摂取することによって肌の新陳代謝が促進して、肌の老化を予防する効果が期待されます。

 

肌の老化は、年齢とともに新陳代謝が衰えることによってシミやしわ、くすみとして現れ、見た目年齢にも大きく影響します。

肌を常に若々しく維持するためには、新陳代謝を活性化することが重要です。
細胞の生まれ変わりにはポリアミンが関与しているため、ポリアミンが年齢とともに不足していくことは、
ターンオーバーが長くなっていく要因のひとつと考えられています。
特に、シミやくすみは、表皮の新陳代謝を促進することで改善するので、ポリアミンによって肌の透明感を向上することができます。

 

 

 

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